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2024年04月03日 16:44 / 車両・用品
スズキは3月29日、キャリイ、エブリイなどのフロントコイルスプリングについて、保証期間を延長したと発表した。
凍結防止剤散布地域や沿岸地域を繰り返し走行し、塩分を含んだ泥や砂、小石がフロントコイルスプリング周辺に付着したまま使用を続けると、フロントコイルスプリング端部の塗膜が損傷し、錆が発生することがあり、そのまま使用を続けると、錆を起点にフロントコイルスプリングの端部が折損し異音が発生することがある。
この現象が発生した場合、「新車登録ら3年間、ただし走行距離6万kmまで」としていた保証期間を延長。「新車登録から10年間、ただし走行距離10万kmまで」とした。また新車登録日から10年を経過した車両は、保証延長開始日から1年間(2025年3月末まで)、走行距離10万kmまでとしている。
なお、フロントコイルスプリングが折損し異音が発生している状態でも、安全に操舵することができ自走することが可能としている。
対象車はキャリイ(製造期間2013年9月~2019年8月)、エブリイ(製造期間2015年2月~2017年7月)のほか、乗用車(ソリオ、イグニス、スイフト、ワゴンR、スペーシア、ハスラー、エブリイワゴン)。
対象期間内で該当するフロントコイルスプリングを搭載した車両にて、フロントコイルスプリングが折損している場合、または点検等で錆の進行が認められる場合は、部品を補給品に交換する。
<不具合発生箇所>