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2024年05月10日 17:22 / 交通
国土交通省、山口県、下関市、福岡県、北九州市は5月10日、下関北九州道路(下北道路)についてルート(素案)をまとめ、都市計画決定権者(山口県、北九州市)に都市計画の参考となる図面を提出した。
現在、本州・九州間は関門橋(昭和48年開通)と関門トンネル(昭和33年開通)で結んでいるが、ともに老朽化により通行止めが頻発している。下関北九州道路は、この補完、代替路としても期待される新しい道路で、下関市と北九州市の中心部を結び、生活や産業・物流、観光、渋滞緩和など地域の発展への寄与や、本州と九州の広域的な人流・物流及び経済活動の活性化を支える大動脈としても期待されている。
下関北九州道路は、1990年代に調査がスタートしたが、財政難などから2008年度に凍結。その後2017年度に調査が復活した経緯がある。
今回の図面提出により、都市計画決定の手続きに入ることになる。下関市の前田晋太郎市長は「今後の手続きについても、引き続き国や関係自治体、経済界と連携し、地域の合意形成を図りながら、早期実現に向けて取り組んでいきたい」とコメントしている。