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2024年05月28日 10:51 / 施設・機器・IT
セイノーホールディングス傘下の日ノ丸西濃運輸は5月27日、JA鳥取いなば(鳥取市福部町)のらっきょう集出荷所で20日に行われた「ふくべ砂丘らっきょう初荷出発式」に参加したと発表した。
<ふくべ砂丘らっきょう初荷出発式に参加した日ノ丸西濃運輸のトラック>
「ふくべ砂丘らっきょう」は鳥取市の特産品で、全国でもトップクラスのシェアを誇る。出荷は6月半ばまで続き、今年は1550トンの出荷を予定。9億3000万円の販売額を見込んでいるという。
日ノ丸西濃運輸は、1970年から砂丘らっきょうの輸送を受託。近年では全国への輸送を担うだけでなく、生産農家から根切り農家、根切り農家からJAの作業場への輸送も担当している。さらに今後は高齢化・人手不足で課題になっている根切り作業の一部も請け負うファクトリー機能も検討していくとしており、砂丘らっきょうの安定供給に不可欠な存在になっている。