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2024年09月06日 15:15 / 車両・用品
ミズノは、作業中もずれにくいフィット感を追求した「産業用ヘルメットFT01(エフティーゼロワン)」を9月20日に発売する。ミズノが産業用ヘルメットを発売するのは今回が初。
2023年10月から労働安全衛生規則の改正で、最大積載量2トン以上5トン未満のトラックにも、条件付きで荷役作業時にヘルメット着用が義務付けられた。一方、ミズノが実施したアンケート調査では、約8割の人が現在使用している産業用ヘルメットに不満があり、特にヘルメット内の蒸れ、作業中のずれが多かったという。
このため「産業用ヘルメットFT01」は、作業中の快適性だけでなく、安全性にも影響する着用時のフィット感を重視しているのが特徴。作業中にヘルメットがずれるという不快感を軽減することで、必要以上の着脱の回数を減らし、安心して業務に集中できるなど、労働環境の改善が期待される。
具体的には、後頭部にゴムバンドを使用し作業中もずれにくい独自のフィッティング構造「Mizuno-Fitmet(ミズノフィットメット)」を採用。産業用ヘルメットは、爪車状のヘッドバンドで頭とヘルメットを締め付けて固定するタイプが一般的だが、頭の動きで頭囲が変化するため、頭に圧迫感を感じやすく、また、一度ずれるとフィット感が低下してしまう。これに対してミズノフィットメットは、頭の形に合わせて後頭部のゴムバンドが寄り添うため、頭に圧迫感を感じにくく、作業中多少ずれたとしても、頭にフィットし続けることができる。
<後頭部にゴムバンドを使用した独自のフィッティング構造『Mizuno-Fitmet』>
また「FT01」では、ヘルメットとライナーの間に空間を作ることで、前方から入ってきた風が頭頂部を通って後方に排出されるため、作業中の暑さや蒸れを軽減。さらに、プラスチック内装のため本体を水洗いすることができ、吸汗速乾素材の生地を採用した付属の額当ても取り外しが可能なため、ヘルメット本体を清潔に保つことができる。