日野自動車 決算/4~12月、認証問題関連費用等で当期損失2653億円

2025年01月30日 17:45 / 業績

日野自動車が1月30日に発表した2025年3月期第3四半期決算によると、売上高1兆2802億700万円(前年同期比12.2%増)、営業利益450億6700万円(865.3%増)、経常利益196億9900万円(384.8%増)、親会社に帰属する当期損失2653億6600万円(前期は102億6700万円の損失)となった。

国内の販売台数は、大型トラックの販売が伸長し、トラック・バス総合計で30万9000台(11.8%増)と好調に推移。一方、海外は主にアセアンでの販売が低調なことから68万9000台(6.4%減)となり、全体では99万7000台(1.5%減)となった。

なお認証問題については、米国、カナダ、豪州での集団訴訟は24年中に解決済み。今年1月には米国当局とも和解している。また国内出荷停止車両の型式再取得については、E13Cが2025年秋に申請予定、A05C(HC-SCR)が2025年度前半に申請を予定している。

通期は、売上高1兆6500億円(8.8%増)、営業利益450億円、経常利益170億円、親会社に帰属する当期損失は米国和解費用、豪州集団訴訟和解金、為替の影響で2650億円を見込んでいる。

日野自動車 決算/4~9月、国内販売増で増収増益も認証問題で過去最高の赤字

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