施設・機器・IT に関する最新ニュース
一覧- 日野/レベル4自動運転車両の実用化に向け、走行試験を開始 (02月07日)
- 全ト協/「名古屋TS」、「大阪TS」を一時全館臨時休業 (02月06日)
- 軽油小売価格/全国平均164.3円、前週より0.4円値下がり (02月05日)
- ナビタイム/道路プロファイラーに渋滞状況や出発・到着地の分析など機能追加 (02月05日)
- トヨタ車体/国内全拠点で再生可能エネルギーの100%導入を達成 (02月04日)
2025年01月31日 11:12 / 施設・機器・IT
鈴与シンワートは1月29日、運転前アルコールチェック&検温クラウドサービス「あさレポ」を全国約350店舗のガソリンスタンドを運営するENEOSウイングが導入したことを公表した。全国14拠点のアルコールチェック情報を一元管理することで、管理者の業務負荷が軽減できたとしている。
「あさレポ」は、運転前のアルコールチェックと検温記録をクラウドサーバで一元管理するサービスで、運転前に利用することで酒気帯び運転や発熱時運転を予防する。道交法のアルコール検知器使用義務や2024年4月から施行された旅客自動車運送事業運輸規則の一部改正などに対応している。
ENEOSウイングは2022年6月に「あさレポ」の導入を検討し、トライアルを開始。しかし、「アルコール検知器の使用義務化」が延期となり、要件を満たす、より良いサービスやアルコール検知器が法改正までにリリースされることを期待して一旦導入を見送った。2023年12月1日から「アルコール検知器の使用義務化」の施行が決定されたため、2023年7月に再検討を始め、12月から再度トライアルを開始し、その後導入に至ったという。
ENEOSウイングでは、「1人あたりの営業範囲が広いため、出張先でのアルコールチェック実施や確認が可能なこと」「ログイン時のAI顔認証とGPS位置測定でなりすましが防止できること」「アルコールチェッカーがスマホとBluetooth接続でき、かつ小型で持ち運びがしやすいこと」「クラウドサーバでアルコールチェック測定データを一元管理できること」「スマホにアプリをインストールすれば、簡単にアルコールチェックを実施できること」「初期費用がかからず、月額のコストもリーズナブルであること」を評価。
「あさレポ」導入後は、アルコールチェックの際に異常値が検知された場合、管理者へメールが送付されるため、運転前日の飲酒時間を早めに切り上げるなど、健康管理に気を付ける社員が増えた。また、管理者が実施するアルコールチェックの確認を出先からでもできるようになったため、運転者が渋滞等で帰社が遅くなった場合、会社で運転者を待つ必要がなくなり、管理者の業務負荷が軽減された。さらに、管理者をラインの上長だけでなく、支店の全管理職としているため、指導しやすい仕組みづくりができたといった効果があったとしている。
■ENEOSウイング会社概要
所在地:愛知県名古屋市中区栄3-6-1
設立:1951年11月17日
代表者:代表取締役社長 大石和宏
事業内容:石油製品・自動車用品・保険の販売、オートリース・車検整備
支店数:全国13支店
■「運転前アルコールチェック&検温クラウドサービス『あさレポ』」
https://saas.shinwart.co.jp/asarepo/
■ENEOSウイング「あさレポ」導入事例
https://saas.shinwart.co.jp/asarepo/case/eneos-wing/