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2025年02月10日 17:43 / 経営
中部運輸局は、24年11月・12月のトラック・物流Gメンによる「集中監視月間」の取組結果を公表した。
トラック事業者への違反原因行為実態調査やトラック・物流Gメンによる関係行政機関と連携したヒアリングにより入手した情報等をもとに、悪質な荷主・元請事業者に対して期間中に実施した「働きかけ」は30件(荷主26件、元請2件、その他2件)。また、働きかけを実施した荷主のうち、依然として違反原因行為をしている疑いのある荷主に対して「要請」を1件、荷主に対して実施した。
今後、「働きかけ」「要請」の対象となった荷主等について、フォローアップを継続し、改善が図られない場合は更なる法的措置の実施も含め厳正に対処していくとしている。
また、その他の取組として、中部管内の高速道路のSA、トラックステーション等においてGメン調査員と連携し、トラック運転者から荷主等による違反原因行為に関する聞き取りを実施。収集した情報については、荷主への働きかけ等に活用することにより、トラック運転者の労働条件の改善や取引の適正化に繋げていく。
さらに、2024年問題に対する荷主への広報・啓発活動の一環として、静岡県内の荷主企業16社を訪問。トラック事業者が関係法令を遵守して、事業を遂行することの重要性について理解を得るための周知及びトラック運転者の労働環境の改善と標準的運賃の理解を呼びかけた。