八潮市内道路陥没事故/救出に向け対応策を発表

2025年02月12日 11:58 / 交通

埼玉県の大野元裕知事は2月11日、第1回埼玉県災害対策本部会議で、「キャビンに人がいる可能性がある中で、消防が捜索方法を検討するのと並行して、県で土木的措置によりキャビンに可能な限りアクセスをし、救出する方法に移行する新たなフェーズに入った」と説明した。

県として、下水道管のバイパス工事と掘削を行うことで、一刻も早い救出を行うとともに、消防などが捜索に移る場合には、適切な環境を提供できるよう、可能な限り迅速な整備を進める方針を示した。

<第1ステップ>
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現在、キャビンは陥没カ所から約30m先の位置にあると推定されている。 関東地方整備局の協力を得て、下水道の使用自粛と同程度の効果を得るチュウ4マンホールからチュウ3マンホールへの汚水移送を2月12日から稼働する予定だ。

<第2ステップ>
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土木的措置によりキャビンへのアクセスを決定し、一旦バイパスとなる下水道管の設置により下水を迂回させつつ、キャビンに向けて掘削を進める方法を検討している。

八潮市内道路陥没事故/県道松戸草加線・八潮市道の空洞8カ所の補修工事完了

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