施設・機器・IT に関する最新ニュース
一覧- 住宅デバイス/自動置き配対応、商用バンサイズ「自動配送車両中型タイプ」公開 (03月21日)
- 三和ロジコム/九州発のスポット長距離輸送サービス「ぴしゃっと便」開始 (03月21日)
- 名神/吹田SA(上り)、4月18日にGSリニューアル (03月21日)
- 北陸道/南条SA(下り)、3月27日にフードコート先行オープン (03月21日)
- 軽油小売価格/全国平均164.3円、前週より0.4円値上がり(25年3月17日) (03月19日)
2025年02月18日 13:40 / 施設・機器・IT
生活協同組合パルシステム神奈川は2月18日、廃食油などを再利用した次世代型バイオ燃料「リニューアブルディーゼル」の試験導入を開始した。
藤沢センターで稼働しているディーゼルの宅配トラックの燃料として使用し、CO2排出削減量や費用効果などを、1年から2年の期間で検証。軽油と比較して、ライフサイクルアセスメントベースでのCO2排出量最大90%削減を見込む。
使用する燃料は、伊藤忠エネクスが供給するNeste社製のリニューアブルディーゼルで、同センターから10分程度離れた海老名市内の給油所で給油する。
パルシステム神奈川は、CO2排出量削減の一環としてEVトラックの導入を進め、2024年1月から本格導入を開始している。しかしEV車は、車両入替や充電器などが必要であり、大量導入には配送センターの電力容量の増強、導入費用の負担などが課題となっている。
一方リニューアブルディーゼル燃料は、従来のディーゼル車両をそのまま使用できるため、追加設備も不要で、早急な導入が可能。将来的にはEV車両導入と組み合わせた導入計画を作り、CO2排出量削減を加速させていく方針としている。
■パルシステム神奈川(https://www.palsystem-kanagawa.coop/)