福岡県／県道八女香春線・高見交差点に「環状交差点」開通

福岡県道路維持課は3月8日（土）、県道八女香春線の変則的な6差路である高見交差点にラウンドアバウト（環状交差点）を開通する。

＜完成図＞

環状交差点とは、車両の通行する部分が環状の信号機のない交差点で、規制標識により車両は右回り（時計回り）に通行することが指定されている。

＜位置図＞

現在、左折専用レーンが工事中のため、朝倉方面へ向かう大型車は環道を周回する。

＜朝倉方面の周回ルート＞

また、日田・大分方面へ向かう大型車も環道を周回する運用となる。

＜日田・大分方面への周回ルート＞

環状交差点を設置することで、信号がないため、交通状況に応じて一時停止することなく、交差点に徐行して進入可能となる。また、信号停止によるアイドリング時間を削減し、環境負荷を軽減する。

＜期待される効果＞

そのほか、規制標識により、車両は右回り（時計回り）に徐行して通行するため、自動車の交差点流入・流出速度の低下により、歩行者横断時の安全性が向上する。また、・交差点に流入する際の車両間交錯点が、無信号交差点と比較して少なく、交通事故を抑制できる。

＜工事着手前＞

東北中央道／相馬IC～米沢北ICで夜間通行止め