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2025年07月14日 13:34 / 経営
国土交通省は7月14日、全日本トラック協会に対して、「台風第5号と低気圧に備えた体制の確保等について」を要請した。
気象庁によると、台風第5号は発達しながら北上し、14日夜にかけて三陸沖へ進み、15日は北海道地方へ進み、オホーツク海で温帯低気圧に変わる見込み。東日本と北日本では非常に強い風が吹いて海は大しけとなる所がある。
また、九州付近にある熱帯低気圧や日本海にある低気圧に向かって、暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本では15日にかけて、東日本では16日にかけて、大気の状態が非常に不安定となり、大雨となる所がある。
特に東海地方では、14日夜のはじめ頃から15日昼前にかけて線状降水帯が発生して、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性がある。これにより、東日本から北日本の太平洋側では、暴風や高波に警戒し、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒が必要となる。
また、西日本では15日にかけて、東日本では16日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、15日にかけて西日本から東日本の日本海側では潮位が高く、高潮に注意が必要となる。
そのため、傘下会員に対して、「気象状況の把握に努め、輸送の安全確保に万全を期すこと」「社内における連絡体制を確保すること」「安全運行が確保できないおそれがある場合は、運休や運行計画の変更などの指示を行うとともに、利用者に対して運休や運行計画の変更などの情報を発信すること」「車両の退避など出水への事前対応を実施すること」に留意するように周知を要請した。
事務連絡は、物流・自動車局貨物流通事業課、安全政策課、旅客課の3課合同で発しており、全ト協のほか、日本バス協会、全国ハイヤー・タクシー連合会にも同様の要請をしている。