福島県トラック協会/桜の聖母短大と熱中症対策「ドライバー応援映えコラボドリンク」開発
2025年07月30日 12:58 / 労務
- 関連キーワード
- トラック協会
福島県トラック協会は7月24日、桜の聖母短期大学(福島市)とコラボレーションした「ドライバー応援映えコラボドリンクプロジェクト」求評会を開催した。
<ドライバー応援映えコラボドリンクプロジェクト求評会>

出典:福島県トラック協会ホームページ
これまで、ドライバーの健康支援の一環として、桜の聖母短期大学生活科学科食物栄養専攻の学生と連携し、熱中症対策ドリンクの開発に取り組む「ドライバー応援映えコラボドリンクプロジェクト」を進めてきた。
求評会では、最初に、桜の聖母短期大学の梶谷教授から「熱中症の基礎知識と予防法」に関する講義が行われ、ドライバーが日々直面するリスクや、栄養学的な予防の視点について学びを深めた。
その後、学生7名が考案した全7種類のドリンクの試飲とプレゼンテーションが行われた。各ドリンクは、熱中症対策に必要な塩分・ミネラル補給や思わず写真に撮りたくなる“映え”デザインなど、視覚的な工夫が盛り込まれ、参加者のドライバーからは「色鮮やかでキレイ、実際に作ってみたい」「さっぱりしていて飲みやすい」といった高評価が寄せられた。
福島県トラック協会の佐藤信成会長は、「学生ならではの柔軟な発想が随所に感じられ、どのドリンクにも驚きがありました。何より、ドライバーのことを真剣に考えてくれたことに心から感謝します」と講評した。
桜の聖母短期大学坂本真一学長は、「学生たちにとっては難しく苦労したテーマだったかもしれません。実社会との関わりを通じて、運送業界の実情や健康課題への理解が深まる、非常に意義のある学びの機会となりました。今回の取り組みが、ドライバーの皆さまの健康管理に少しでもお役立ていただけたら幸いです」と述べた。
求評会は、桜の聖母短期大学の調理実習室で開催し、福島県トラック協会11名、桜の聖母短期大学10名が参加した。今後、学生たちが作成したオリジナルドリンクのレシピは、広報誌わだちや協会ホームページの特設ページ等でも紹介する。
最新ニュース
一覧- 2025年業界ニュースTOP5/元現場ドライバー視点で見た物流業界の動向 (12月26日)
- 東京都トラック協会/「会員の標準的運賃の届出率95.7%」など2025年重大ニュース発表 (12月26日)
- 国土交通省/トラック運送業の下請・荷主適正取引推進ガイドライン改訂「書面交付」義務化 (12月26日)
- 国土交通省など/荷主等に燃料価格下落時のトラック運送業の適正取引徹底を要請 (12月26日)
- いすゞ自動車/国内販売機能と新車の物流・在庫管理機能の役割分担整理で子会社機能再編 (12月26日)
- 日野自動車/ニュージーランドの訴訟和解で特別損失9億8000万円計上 (12月26日)
- SBS東芝ロジスティクス/丸嘉運輸倉庫の全株式取得、社長交代も実施 (12月26日)
- 日本郵便/12月末まで累計366郵便局・989両の軽貨物自動車の使用停止処分終了 (12月26日)
- 東京都トラック協会/10~12月「横断歩道」で死亡事故など5件発生、基本的な安全確認徹底 (12月26日)
- 日本郵便/11月に全国13支社中4支社で通勤中の「酒気帯び運転」5件発生 (12月26日)
- 佐川急便/「海外通販サイト商品」年内に配達できない可能性、一部地域で配達予定通知の配信停止 (12月26日)
- 上信越道/上越高田IC~信濃町IC・長野IC~上越高田IC、国道18号、大雪で通行止め(26日18時) (12月26日)
- 国道483号・北近畿豊岡道/豊岡出石IC~和田山JCT・ICで冬用タイヤ規制、但馬空港IC・日高北IC入口封鎖(26日19時) (12月26日)
- 米子道/落合JCT~米子IC、12月26日6時から予防的通知止め開始 (12月26日)
- 関東運輸局/25年12月11日、トラック運送事業者4社許可・貨物利用運送事業者12社登録 (12月26日)
- 近畿運輸局/25年12月25日、一般貨物自動車運送事業者8社を新規許可 (12月26日)
- 近畿運輸局/25年11月の行政処分、輸送施設の使用停止(105日車)など6社 (12月26日)
- 東北運輸局/25年11月の行政処分、輸送施設の使用停止(184日車)など3社 (12月26日)
- 九州運輸局/大麻所持で逮捕された福岡運輸支局職員を懲戒免職 (12月26日)
- 取適法/運送委託契約「運送業務、その他一切の付帯業務」の記載は違反行為のおそれ (12月25日)


