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2025年08月29日 13:59 / 車両・用品
T2とコーナン商事は9月18日から共同で、ホームセンター「コーナン」で取扱う商品を自動運転トラックで幹線輸送する実証を、関東―関西の高速道路一部区間で開始する。両社は、実証の結果を踏まえて、レベル4自動運転トラックによる幹線輸送でも協業を検討する。
実証では、T2が7月から開始した商用運行で使用しているレベル2自動運転トラックを用いる。そのため、すべての実証はドライバーが乗車する。コーナン商事が「コーナン」で販売する工具や家庭雑貨品など、多様な形状・重量の自社ブランド商品を輸送し、技術面・オペレーション面で持続可能な物流体制を構築できるかを検証する。
コーナン商事貝塚流通センター(大阪府)~川崎ベイ流通センター(神奈川県)の高速道路上の一部区間で、9月18日から開始し、計4回実施する予定だ。
コーナン商事は積載貨物を提供し、T2は全体マネジメント、実験用車両の提供をする。積載貨物は、工具や家庭雑貨品などのコーナン商事の自社ブランド商品で、「貨物を積載した幹線輸送における自動運転の走行ルートや走行リードタイム検証」「想定したオペレーションパターンの有効性検証」を行う。
コーナン商事では、ホームセンター「コーナン」で取扱う商品を関西から関東まで長距離輸送するケースが多く、今後、「2024年問題」などを背景にトラックドライバーが不足する可能性を踏まえて、いかにその不足を補っていくかを検討していた。
そこで、8月に大阪市内で稼働した新規流通センターへの自動化機器導入に加えて、輸送の効率化も一層強化するため、2027年からレベル4自動運転トラックによる幹線輸送の開始を目指すT2とともに、今回の実証を行う。