改正物流法/荷送人が物流子会社に運送委託し、物流子会社が再委託した場合の第一種荷主は?
2026年02月26日 16:56 / 経営
国土交通省は現在、国土交通省トラック・物流荷主特別対策室主催「トラック物流問題解決に向けたオンライン説明会」(事務局:中国運輸局自動車交通部貨物課)で、改正物流法に関して質問が多い事項について、Q&A形式で解説している。
今回、「荷送人がまず物流子会社(貨物自動車運送事業者又は貨物利用運送事業者)に運送を委託し、さらにその物流子会社が別の事業者に運送を再委託した場合、第一種荷主は誰か」についての解説を掲載する。
この場合は物流子会社ではなく、貨物自動車運送事業者又は貨物利用運送事業者に運送を委託した者として、「荷送人」が第一種荷主に該当する。
第一種荷主は、「自らの事業(貨物の運送の事業を除く。)に関して継続して貨物自動車運送事業者又は貨物利用運送事業者に貨物の運送を行わせることを内容とする契約(貨物自動車を使用しないで貨物の運送を行わせることを内容とする契約を除く。)を締結する者」と定義されており、実運送事業者ではなく利用運送事業者に運送を委託した場合も第一種荷主に該当する。
受託した運送を別の事業者に再委託した物流子会社は「貨物の運送の事業」として運送契約を締結する者であり、条文上、荷主から除かれる。
<通常物流の荷主の考え方>

出典:改正物効法質疑応答(国土交通省)
通常物流の場合、元請トラック事業者や貨物利用運送事業者を介しトラックを手配した場合、第一種荷主は荷送人となる。
また、物流子会社や3PL事業者が自らの「貨物の運送の事業」として運送契約を結び、又は「貨物の運送及び保管の事業」として貨物の受渡しを行う場合は荷主に該当せず、これらの事業者に運送契約等の物流業務を委託した者が荷主となる。
3PL(third party logistics)は、荷主企業に代わって、最も効率的な物流戦略の企画立案や物流システムの構築の提案を行い、かつ、それを包括的に受託し、実行するものを意味する。貨物利用運送事業を含む場合が多い。
■オンライン説明会第30回(2026年1月23日)登壇者資料除く(該当カ所は44~46ページ)
https://wwwtb.mlit.go.jp/chugoku/content/000367271.pdf
トラックニュースはトラックに関するB2B専門の
ニュースを平日毎朝メール配信しています
最新ニュース
一覧- 国道158号/7月27日~31日、福井県大野市内で夜間通行止め (07月10日)
- トラックドライバー平均拘束時間調査/物流効率化法施行で荷待ち・荷役時間が約1時間減少 (07月10日)
- ドラEVER/24時間365日AIが面接を代行する新機能「AI面接・AIスカウト機能」を搭載 (07月10日)
- 関東運輸局/8月1日「電話受付時間変更」8時30分~11時45分・13時~17時 (07月10日)
- 中央道/8月15日、諏訪湖SA・諏訪湖スマートIC出口を閉鎖、諏訪湖祭湖上花火大会混雑防止のため (07月10日)
- 近畿運輸局/26年7月10日、トラック事業者22社を新規許可・大判組は18両で参入 (07月10日)
- JL連合会/26年度中国・四国地域本部大会in広島を開催、過去最多220名が参加 (07月10日)
- 三菱ふそう/ドバイにトレーニング設備を開設、中東・アフリカ地域の販売・サービス網を強化 (07月10日)
- 沖縄総合事務局/陸運事務所・八重山運輸事務所・自動車検査場、台風9号接近で閉鎖 (07月10日)
- 日野自動車/アーリャ新社長「日野ウェイを今後もキープ」再生の第2フェーズへ (07月10日)
- 2024年問題の実態/第3回積載効率「後退」の危機、共同配送・条件緩和は不可避 (07月10日)
- 佐川急便/スズキ・ダイハツ・トヨタ共同開発軽EVバンで環境対応を加速 (07月10日)
- 中国運輸局/26年6月、トラック運送事業者4者許可・貨物利用運送事業2者を新規登録・事業譲渡1件認可 (07月10日)
- モリタ/トヨタ「ダイナ」264台をリコール、ブレーキフルードが漏れるおそれ (07月10日)
- いすゞ自動車/「フォワード」UD「コンドル」482台をリコール、パワステオイル漏れのおそれ (07月10日)
- 三菱ふそう/「キャンター」など8239台をリコール、電動パーキングが作動しないおそれ (07月10日)
- 日本トレクス/「豊橋みなとフェスティバル2026」に冷凍バンセミトレーラを出展、乗車体験も (07月09日)
- 国土交通省/トラック適正化二法「適正原価」策定のため有識者検討会を設置 (07月09日)
- 2024年問題の実態/第2回なぜ「荷待ち・荷役・検品」の改善は足踏みするのか?商慣習の壁と経営陣の盲点 (07月09日)
- ダイムラートラック/26年第2四半期の販売台数8%増で好調に推移、EVトラックも21%増 (07月09日)

