西濃運輸、T2/関東~九州間の中継輸送に自動運転トラックを導入、特積み幹線輸送では国内初
2026年04月27日 14:56 / 経営
西濃運輸は、関東~九州・中四国間で行っている「中継輸送」の一部区間に、T2の自動運転トラックを組み込む取り組みを、4月20日より開始した。
特積みの幹線輸送において、「中継輸送」で自動運転トラックを活用するのは国内初。
<西濃運輸 神明支店でT2の自動運転トラックに荷物を積み込む様子>

西濃運輸は、関東~九州・中四国の最大1000km以上の区間内で中継輸送を行なっている。このうち神奈川~兵庫県の区間にT2の自動運転トラックを組み込み、西濃運輸の通常のトラックと連携する一連のオペレーションを確認する。
T2の自動運転トラックを使用する工程は、往路は西濃運輸相模原支店(神奈川県相模原市)から姫路支店(兵庫県姫路市)の約550km。復路は、西濃運輸神明支店(兵庫県神戸市)から相模原支店の約515km。このうちレベル2自動運転区間は、東名・厚木IC~中国道・吹田JCT(約430km)。
今回の運行では、T2がレベル4を見据えて山陽道・神戸西ICの近くに設置した有人/無人の切替拠点「トランスゲート神戸西」にも立ち寄り、将来的な無人/有人運転の切り替えのオペレーションの手順も確認した。
現状、ドライバーの勤務体系上、1名体制では、関東ー関西間で上りか下りの「片道」の運行が限界。しかし、無人のレベル4自動運転が実現すれば「1日1往復」の運行が可能となり、輸送能力は2倍に高まる。今回の取り組みでは、レベル4を見据えて、この行程を24時間以内に完了できるかをも確認し、成功したという。
T2は、2027年度にレベル4自動運転トラックを用いた幹線輸送サービスを開始予定。西濃運輸は、これに向けて2025年7月から開始したレベル2自動運転トラックによる商用運行にいち早く参画している。両社は、今後、中継輸送での自動運転トラックの活用に継続して取り組み、有効性が確認できれば定期的な運行への移行を検討し、レベル4に必要なオペレーションの構築に向けた連携をさらに深めていく。
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