T2/自動運転での料金所通過に国内で初めて成功

2026年06月15日 13:46 / 動画

自動運転トラック開発のT2は、このほど自動運転で高速道路料金所を通行する実証実験を行い、通行に成功した。自動運転トラックによる料金所の通行は、国内で初めて。

T2では、2027年度以降にレベル4自動運転トラックによる幹線輸送開始を目指しており、今年3月には、関東ー関西間の高速道路約500kmで、ドライバーによる一時的なハンドル操作を一度も発生させず、自動運転のままで完走に成功している。

20260615t2 1024x768 - T2/自動運転での料金所通過に国内で初めて成功

神奈川県綾瀬市の切替拠点「トランスゲート綾瀬」を活用し、実験に取り組む様子

今回の実証実験は、その次のステップとして5月から行われたもので、東名・綾瀬スマートIC、中国道・西宮北ICの料金所で実施。

自動運転トラックの幅は2.5mだが、料金所の車線の幅は、最も狭い場合には3mほどしかない。さらに、縁石などがトラックに近接するため、本線を走行するよりはるかに高い次元で車両の自己位置を推定し、制御する技術が不可欠となる。

そのため、同社では事前に用意した高精度3次元点群データと、トラックに搭載したLiDARから走行中に得るデータをリアルタイムに照合させることで、cm単位での自己位置推定を可能にするとともに、緻密な車両制御も実現した。さらに、各種センサーでETCバーを正確に認識した上で発進の可否を判断する技術なども開発・実装した結果、料金所を通行する一連のプロセスをクリアしたという。

また本実験では、レベル4を実現した際のオペレーションも見据えて、無人運転(高速道路)と有人運転(ICと顧客の各物流拠点までを結ぶ一般道)を切り替えるためにドライバーがトラックに乗り降りする切替拠点「トランスゲート」を活用。綾瀬スマートIC近くに設置した「トランスゲート綾瀬」と、西宮北IC近くに新たに設けた「トランスゲート西宮北」を本実験におけるトラックの発着地に設定し、料金所の自動通行に集中的に取り組んだ。

同社は、今回の料金所通行の成果を踏まえて、今後、関東のトランスゲートと関西のトランスゲートの間を一貫して自動運転のまま走行できるよう、料金所とトランスゲートを結ぶ一般道の走行やトランスゲートへの車両の入出庫までをも可能にする技術開発を進めていくとしている。

トラックニュースはトラックに関するB2B専門の
ニュースを平日毎朝メール配信しています

メルマガ無料登録はこちら

動画 に関する最新ニュース

一覧

最新ニュース

一覧