国土交通省/金子大臣「八代JCT~八代南IC『妙見第一橋』現地調査」など道路復旧状況説明、予備費208億円使用

2026年08月05日 14:43 / 経営

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金子恭之国土交通大臣は8月4日、閣議後の定例会見で、2026年熊本地震の影響で通行止めが続く九州の高速道路について、緊急車両の通行確保と一般車両の通行再開に向けた復旧作業が進んでいることを明らかにした。あわせて、被災地への物資輸送では、全日本トラック協会と連携した「プッシュ型支援」により、飲料や離乳食、簡易シャワーなどの配送を進めていると説明した。会見の要旨は次の通り。

道路では、発災直後に高速道路の約142kmで通行止めが発生したが、昼夜を問わない復旧作業により、これまでに約42kmで通行止めを解除した。さらに約80kmでは緊急車両の通行が可能な状態となっている。

九州道では、現在も全車両通行止めとなっている宮原SA~坂本PA間について、来週8月9日の週に緊急車両の通行が可能となる見通し。これにより、緊急車両については九州道全線で通行が可能となる予定だ。

さらに8月後半には、一部通行制限を伴いながらも、九州道全線で一般車両の通行が可能となる見込み。南九州道についても、8月後半までに八代南IC~田浦IC間で一般車両の通行再開を目指す。

一方、九州道と南九州道を結ぶ八代JCT~八代南IC間では、「妙見第一橋」の複数の橋脚に断層のずれによる沈下や隆起が確認され、1メートルを超える高低差が生じているという。これを受け、8月4日にNEXCO西日本が有識者委員会を設置し、復旧方法の検討に入る。8月6日の第1回委員会では、有識者による現地調査も予定されている。

高速道路の通行止めの影響で、並行する国道3号には交通が集中し、一部区間で渋滞が発生している。これに対応するため、九州地方整備局を中心に熊本県や警察などで構成する「熊本県災害時交通マネジメント検討会」を7月29日に立ち上げ、8月3日には並行する県道を2車線で復旧。あわせて迂回案内を強化するなど、被災地周辺の交通円滑化に取り組んでいる。

また、同日の閣議では、今回の地震で被災した道路の災害復旧を実施するため、予備費206億円の使用を決定した。

そのほか、物資のプッシュ型支援では、全日本トラック協会と連携してトラックを手配し、これまでに広域物資輸送拠点へ飲料、離乳食、簡易シャワーを配送。道路の復旧と並行して、被災地の生活を支える物流機能の確保も進められている。

■金子大臣会見要旨(2026年8月4日)
https://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin260804.html

九州道、南九州道/松橋IC~えびのICなど8月後半に通行可能となる見込み

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