アーチオン/国内主要金融機関と2500億円の協調融資契約を締結、グループ資金調達体制を一元化

2026年09月25日 16:16 / 経営

日野自動車と三菱ふそうトラック・バスを統括するアーチオンは9月25日、三井住友銀行、三菱UFJ銀行をはじめとする国内主要金融機関10行と、総額2500億円の円建て無担保協調融資契約(シンジケート方式コミットメントライン契約、期間2年)を締結したと公表した。

これまで日野自動車と三菱ふそうトラック・バスは、それぞれ独自に取引銀行との与信枠設定や借入を行っていた。両社は2026年4月の経営統合によりアーチオン傘下の事業会社となっており、本契約はグループとしての運転資金需要への対応を一元化する取り組みとなる。

持株会社であるアーチオンが調達の主体となることで、グループ全体の流動性や資金需要を統一的に把握し、資本・流動性管理の効率化を図る狙いがある。商用車2大メーカーの統合という業界再編の節目に続き、財務基盤の統合という側面でも一体化が進んだ形だ。

本契約に参加する金融機関は、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友信託銀行、りそな銀行、信金中央金庫、千葉銀行、常陽銀行、群馬銀行、横浜銀行の10行。

メガバンクに加え、信託銀行や地方銀行も含めた幅広い金融機関が参加した点が特徴で、アーチオンは「信用力が高く市場に精通した金融機関との協調融資により資金調達源を多様化した」としている。

なお、アーチオンは、本契約が2027年度の連結業績に与える影響はないとしている。

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