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2024年03月13日 17:02 / 経営
日本高速道路保有・債務返済機構とNEXCO中日本金沢支社は3月13日、連名で福井県警察本部交通部高速道路交通警察隊に同日付で重量超過車両の告発を行った。
告発されたのは、アサヒ物流(高知県南国市、代表者・竹村政臣)と同社従業員。
同社従業員は、2023年9月7日午前2時42分頃、北陸道・敦賀IC入口において、車両制限令で定められた車両総重量の一般的制限値25トンを大きく超過する52.15トンの板材を積載した大型トレーラを無許可状態で通行。
<違反車両>
超過値は27.15トンで、一般的制限値の2.09倍にも達しており、極めて悪質な違反として、運転していた従業員を道路法第104条第1号、アサヒ物流を同法第107条に該当するものとして告発した。
<違反内容>
<違反場所>
NEXCO中日本では、車両制限令違反車両、特に重量違反車両は、速度低下、操作性低下など、重大事故を誘発する可能性があるとしている。また、軸重20トン車1台の走行が橋梁の床版に与える影響は、一般的制限値である軸重10トン車約4000台の走行に相当するとされ、道路を著しく劣化させる要因となっている。
このため、NEXCO中日本高速道路では、専門的に取締りをおこなう「車両制限令等違反車両取締隊(車限隊)」を組織し、違反車両に対する指導、取締りを実施。さらに、取締り現場での直接指導以外にも、悪質違反者については、高速道路機構と高速道路6会社が連携して、連名による文書警告の実施や、車両制限令違反者講習会に悪質違反者(社)の責任者を招請して対面指導を実施するなど、違反撲滅に向けた取組みを行っている。