岩谷コスモ/国内初トラックターミナル内に水素ステーションを新設
2024年04月09日 15:37 / 施設・機器・IT
岩谷産業とコスモ石油マーケティングの出資会社である岩谷コスモ水素ステーションは4月9日、「岩谷コスモ水素ステーション平和島」が8日に開所したと発表した。
<開所式の様子>

同水素ステーションは、今後普及が見込まれる大型燃料電池トラック(FCトラック)への短時間での充填が可能なステーションとしてオープンしたもの。
燃料電池車は、当初乗用車からの普及が想定されていたこともあり、従来は主に乗用車向けに開設された水素ステーションが多かった。しかし、その後の燃料電池車はトラック、バスなど大型車メインに移行しており、水素ステーションも大型車向けにリニューアルするケースも出てきている。
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同水素ステーションは、日本自動車ターミナルが運営する京浜トラックターミナル内で営業中のコスモエネルギーグループ系列 京浜トラックターミナル平和島SS(運営会社:キタセキ)に併設。トラックターミナル内での水素ステーション設置は国内初であり、国内最大の貨物取扱量を誇る京浜トラックターミナル内での水素ステーションの設置は、FC商用車の国内実証の拠点としても重要な役割を担うとしている。
■岩谷コスモ水素ステーション平和島
開所日:2024年4月8日
所在地:東京都大田区平和島2丁目
運営者:岩谷コスモ水素ステーション合同会社
運営委託先:株式会社キタセキ
敷地面積:約2463m2(給油スペース含む全体)
供給方式:液化水素貯蔵 オフサイト型
供給能力:60kg/h ※FC大型トラックにも短時間で充填が可能
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