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2024年05月10日 16:01 / 経営
アサヒグループジャパンとNEXT Logistics Japan(NLJ)は5月10日、NLJの25mダブル連結トラックを活用した工場間の直送を13日から開始すると発表した。
現在、アサヒ飲料明石工場~群馬工場間の商品輸送は、主にアサヒロジの大型トラック2台で実施しているが、その一部をNLJのダブル連結トラックに切り替えるもの。ダブル連結トラックによる工場間の全区間の直送はアサヒグループ初で、これによりCO2排出量約35%の削減を見込んでいる。
NLJのダブル連結トラックは、日野プロフィアをベースにドリー式の3軸フルトレーラを連結したものだが、全高を一般的な大型トラックの3.8mから30cm拡大し、4.1mとしているのが大きな特徴。これにより荷高さ1.5mの重量荷と、荷高さ1.3mの軽量荷のパレット2段積みが可能になり、一般的なダブル連結トラックよりも多い大型トラック2.5台分の荷物を運ぶことができる。
アサヒグループとNLJはこれまでも、水素を燃料とした燃料電池大型トラックの走行実証や物流最適化ソリューションシステム「NeLOSS(ネロス)」の実証実験を通じて、物流におけるCO2排出量削減や省人化に取り組んでいる。引き続き連携を図り、トラック運転手の時間外労働の上限規制により生じる2024年問題への対応や環境施策を強化し、持続可能な物流の実現を目指すとしている。