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2025年02月18日 13:40 / 施設・機器・IT
生活協同組合パルシステム神奈川は2月18日、廃食油などを再利用した次世代型バイオ燃料「リニューアブルディーゼル」の試験導入を開始した。
藤沢センターで稼働しているディーゼルの宅配トラックの燃料として使用し、CO2排出削減量や費用効果などを、1年から2年の期間で検証。軽油と比較して、ライフサイクルアセスメントベースでのCO2排出量最大90%削減を見込む。
使用する燃料は、伊藤忠エネクスが供給するNeste社製のリニューアブルディーゼルで、同センターから10分程度離れた海老名市内の給油所で給油する。
パルシステム神奈川は、CO2排出量削減の一環としてEVトラックの導入を進め、2024年1月から本格導入を開始している。しかしEV車は、車両入替や充電器などが必要であり、大量導入には配送センターの電力容量の増強、導入費用の負担などが課題となっている。
一方リニューアブルディーゼル燃料は、従来のディーゼル車両をそのまま使用できるため、追加設備も不要で、早急な導入が可能。将来的にはEV車両導入と組み合わせた導入計画を作り、CO2排出量削減を加速させていく方針としている。
■パルシステム神奈川(https://www.palsystem-kanagawa.coop/)