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2025年05月13日 17:05 / 経営
アサヒロジスティクスは5月13日付で、大阪府高槻市の物流企業レインボー物流を完全子会社化した。今回、株主から株式の譲渡を受けた。
レインボー物流はアサヒロジスティクスと同様に、低温での食品物流を得意とする物流企業。1977年4月28日に設立され、資本金は9690万円、年商は30億4700万円、従業員数は約200人。中・長距離幹線輸送、小口共配、3PL事業機能など、アサヒロジスティクスと同様に複数の事業ポートフォリオを有している。
また、大阪府内に北摂総合センター・高槻センター・吹田センター・大阪中央市場営業所の4カ所の物流拠点を展開しており、大阪を起点とした中四国や九州へのネットワークも確立している。
アサヒロジスティクスは2026年2月に、大阪府茨木市に「茨木共配センター(仮称)」を新規開設する予定で、今回、大阪が地盤であるレインボー物流をグループ会社に迎えたことで、中期経営ビジョンに掲げる「東日本から中部・関西までの食と農を支える物流インフラを確立しよう!」の実現に向けたひとつのステップとなる。
今回のグループ化により、「茨木共配センター(仮称)」と合わせ、関西圏におけるグループの物流機能を、より短期間で大きく向上させることが可能であると考えている。
東日本エリアを強みとするアサヒロジスティクスと、西日本のネットワークに強みを持つレインボー物流との間でシナジーを生み出し、東日本から関西までを幅広くカバーする物流を早期に確立することも視野に入れており、これら効果により、物流サービスの質をより向上させる予定だ。
株式取得後の経営体制は、辰野博社長は退任し、横塚元樹アサヒロジスティクス社長がレインボー物流社長を兼務する。神原武士レインボー物流取締役、柏木久和レインボー物流取締役センター運営部部長は、引き続き続投する。また、アサヒロジスティクス執行役員の阿部龍太郎氏、土谷正司氏がレインボー物流の取締役に就任し、アサヒロジスティクスの執行役員を兼務する。