EVトラック導入に関する実態調査/「車両価格」「充電インフラ」が導入障壁

2025年10月30日 17:08 / 経営

日野自動車と関西電力が共同出資するCUBE-LINX(東京都日野市)の調査で、EVトラック未導入の中小物流企業・運輸企業の45%以上が、EVトラック導入を検討または関心があると回答したことがわかった。

<EVトラック導入に関する現在の検討状況>
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この調査は2025年10月、中小物流企業・運輸企業の経営者155名を対象に実施したもの。

その結果、中小物流企業・運輸企業の約15%がEVトラックを導入済みと回答。導入にあたっては、車両、充電設備とも「車両ディーラーやメーカーと相談しながら手続きを進めた」という企業が半数近くを占めた。

一方、EVトラックを導入していない中小物流企業・運輸企業のうち、2割弱が荷主から脱炭素化に関する取り組みの要請や問い合わせを受けた経験があると回答。また、未導入企業のうち45%以上がEVトラックの導入に関心がある、もしくは導入を検討していると回答している。

<EVトラック導入の障壁>
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未導入企業が障壁と感じているのは「車両本体価格の高さ」が7割近くで最多。次いで「充電インフラの不足」が約6割、「航続距離の制限」が約5割という結果となった。

■CUBE-LINX(https://cube-linx.co.jp/

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