東海クラリオン/自転車の青切符導入で高まる左側方確認の重要度、AIカメラで事故を防止
2026年02月17日 15:46 / 施設・機器・IT
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4月1日から自転車にも交通反則通告制度(青切符)が適用されるが、その導入後にトラックがより一層注意すべき車道での交通事故リスクについて、東海クラリオン(名古屋市)が提起している。
自転車の通行は車道が原則であり、トラックとの距離が近づく場面が少なくない。同社が2025年5月に実施したアンケート調査では、自転車の利用中、トラックや大型車による「左折事故・巻き込み事故」の危険を身近に感じたことがある人は4割以上に上がっている。
制度の導入後は、これまで交通ルールを守らずに歩道を通行していた自転車利用者も、車道を通行するようになることが予想される。このため、自転車との接触事故や巻き込み事故を起こさないためには、より一層、左側方に意識を向けることが求められる。
特に大型車両は、車両の大きさや高さによってドライバーから死角となる範囲が広く、左側方の状況が確認しづらいため早急な対策が必要といえる。
そのような背景から、同社はトラックやバスの側方の死角を可視化するAIカメラ「A-CAM(エーカム)」を開発。その後も改良を重ね、2025年5月に「A-CAM3(エーカムスリー)」を発売した。車両に取り付けることで、ドライバーが左側方の状況を確認しやすくなり、自転車との交通事故リスクが軽減される。
「A-CAM」は発売から約3年で、累計受注台数は1800台を超え、日本全国での導入が進んでいる。大型トレーラーで国際コンテナの陸上輸送を行っている都内事業者の場合、導入前はドライバーにとって常に「見えないことへの恐怖」が負担となっていたが、導入後はこれを大きく軽減。死角内に歩行者や自転車などを検知すると即座にアラートが作動するため、ドライバーは漠然とした不安から解放され、“見える安心感”の中で運転に集中できるようになったという。
<A-CAM3>

東海クラリオン 営業統括本部の仲田昌弘本部長は、4月からの道路交通法の改正で「自転車による車道走行は今以上に増加する」と指摘。「大型トラックやバスなどの左側方には構造的な死角が大きく存在し、ミラーや目視だけでは自転車等の全てを確認する事が難しく、それによるドライバーへの負担は間違いなく増加する」という。
「改正により走行環境が大きく変わるので、自転車等の接触事故を無くすためには、車側のみでなく自転車側にも今以上の安全運転を心がけるのと併せて安全講習など実施していかねばならない。当社製品もドライバーの負担軽減には寄与できるものと考えており、見落としなどの発生を極力を無くすことで自転車との接触事故を減らす事が社会への貢献に繋がると考えている」と話している。
■東海クラリオン(https://www.tokai-clarion.co.jp/)
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