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2023年05月31日 17:30 / 経営
トヨタ自動車は5月31日、燃料電池及び水素関連商品の開発と生産を加速するため、7月1日付で専任組織「水素ファクトリー」を新設すると発表した。
従来のCVカンパニー・水素事業領域を廃止し、同事業領域の他、欧州・中国等各地域、トヨタシステムサプライ、事業開発本部等から、燃料電池または水素関連商品を担当する組織・人を集約し、水素ファクトリーとして新設。ワンリーダーの下、全てのプロセスを一気通貫で行い、スピーディーな意思決定と実行を実現。水素モビリティ市場が急速に拡大する欧州・中国で、現地でパートナーと提携を強化し、持続性のある事業化を推進していくとしている。
同ファクトリーのプレジデントには、現在トヨタシステムサプライクルマ開発センター パワトレ企画システム開発領域(統括部長)、パワートレーンカンパニー(President)、GAZOO Racing Company(HV開発担当)を兼任している山形光正氏が就任する。
トヨタは5月30日にダイムラートラックと持株会社を設立し、日野と三菱ふそうを傘下に入れる枠組を発表したが、その大きなテーマとなるのが水素エネルギー領域。これまでは生産規模の小ささが壁となっていたが、ダイムラートラックというパートナーを得て、燃料電池車(FCV)、水素エンジン車の開発・商品化も本格的に進展していくことが期待される。