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2023年06月01日 15:43 / 経営
ソフトバンクグループで物流事業を手がけるSBフレームワークスは6月1日、2022年度の「働きやすい職場認証制度」(正式名称:運転者職場環境良好度認証制度)にて、最上位である二つ星を取得したと発表した。
<働きやすい職場認証制度「二つ星」認証>
この「働きやすい職場認証制度」は、自動車運送事業(トラック・バス・タクシー事業)の運転者不足に対応するための総合的取組みの一環として、2020年に国土交通省、厚生労働省から発表された制度。職場環境改善に向けた自動車運送事業者の取組みを「見える化」することで、求職者の運転者への就職を促進し、各事業者の人材確保の取組みを後押しすることを目的としている。
同制度は、1.法令順守等、2.労働時間・休日、3.心身の健康、4.安心・安定、5.多様な人材の確保・育成、6.自主性・先進性等、の六項目の達成状況に応じて、運転者の労働条件や労働環境を公的機関が評価・認証する。この制度により、労働条件や労働環境が「見える化」されることで、求職者のイメージを刷新し、深刻化するトラック・ドライバー不足の解決に寄与することが期待されている。2020・21年度は「一つ星」のみだったが、「一つ星」認証を取得した事業者のより高い水準への移行を促すため、22年度から新たに「二つ星」も導入された。
SBフレームワークスでは、いわゆる「物流2024年問題」にいち早く取り組み、より良い職場を作るため2020年に同制度の一つ星を取得しているが、今回、2022年にスタートした二つ星認証にも合格。同社は3PL事業やフルフィルメント事業と併せて、自社保有の約30台のトラックで、関東圏を中心とした各社物流センターを結ぶ独自輸送網を構築し、大口・小口問わず様々な貨物を取り扱うサービスを提供している。また、2022年から提供を開始したサービス「もの・ことロジ」を通して、お客様の事業課題を解決するソリューションを提案している。
同社は引き続き労働環境の向上に取り組みながら、顧客のニーズに即したサービスを提供していくとしている。