経営 に関する最新ニュース
一覧- 日本郵便/運送事業の許可取消で、佐川・西濃・トナミに運送委託打診 (06月13日)
- イオンネクスト/第一種貨物利用運送事業登録「物流網の最適化と商品差別化」促進 (06月13日)
- トラックオーコク/作業者・ドライバー向け体調可視化SaaS展開のenstemと協業を開始 (06月13日)
- 国交省/2025年度「物流脱炭素化促進事業」(補助事業)の二次公募を開始 (06月13日)
- 中部運輸局/25年4月、第一種貨物利用運送事業者2社を新規許可 (06月13日)
2023年06月30日 11:40 / 経営
いすゞロジスティクス、三井倉庫、花王は6月29日、 日本物流団体連合会が主催する「第24回物流環境大賞」において、「特別賞」を3社合同で受賞したと発表した。
<左より、花王:橋本部長、日本物流団体連合会:池田会長、いすゞロジスティクス:福島グループリーダー、 三井倉庫:安原部長 >
今回の受賞は、既存の物流スキームにインランドコンテナデポ(以下、ICD)を活用したコンテナのラウンドユースを行うことで、CO2削減、ドライバーの運用効率向上を実現したことが評価されたもの。三井倉庫グループが提供する持続可能なサプライチェーン構築支援サービス「三井倉庫SustainaLink」の脱炭素物流支援メニューとして、物流における各工程のCO2排出量を見える化し、花王、いすゞロジスティクスと共にCO2排出量が多いコンテナ輸送の改善活動を実施。 ICDを活用したコンテナのラウンドユースを行うことで、総輸送距離の削減を実現した。
<取り組みのイメージ>
三井倉庫が提携するICDは栃木県南部にあり、花王栃木工場から15km、いすゞ自動車栃木工場から45kmの場所に位置。従来の京浜港から空コンテナをピックアップするよりも短い走行距離で空コンテナの利用が可能となり、CO2排出量では年間62.9トン削減(従来比42%削減)、ドライバーの拘束時間は960時間削減(従来比33%削減)の効果が見込まれるとしている。