経営に関する最新ニュース
一覧- SkyDrive/開発拠点を県営名古屋空港内に移転し、型式証明取得を加速 (12月05日)
- トヨタ車体/1月1日付組織変更、戦略企画室など新設 (12月04日)
- いすゞ/電動開発実験棟を新設、電動車開発を加速 (11月30日)
- 日本郵便/水素燃料電池小型トラックを導入 (11月30日)
- フォロフライ/西濃運輸が商用EV「F1 VAN」を導入、都心部の配送業務で使用 (11月29日)
2023年07月06日 15:41 / 経営
ニチレイロジグループのロジスティクス・ネットワークは7月6日、第24回物流環境大賞において、同社の「CO2排出量削減による環境負荷逓減を目的としたEVトラックの導入」が特別賞を受賞したと発表した。
<表彰式>
この物流環境大賞は、一般社団法人日本物流団体連合会により2000年に創設された、物流部門における優れた環境保全活動や環境啓蒙活動、先進的な技術開発などにより、環境負荷低減の面から物流業の発展に貢献した団体・企業または個人を表彰する制度。
同社は今年2月から「冷蔵・冷凍EVトラック」を関東の物流センターに3台導入。首都圏における配送に活用することで、日本では実例の少ない低温EVトラックの運行に関する知見の積み上げを図るとともに、CO2排出量の削減を実現したことでの受賞となった。
導入された3台は、いずれも三菱ふそうのeキャンター(7.5トンクラス)で、車両からの給電で駆動する電動式冷凍装置「ERシステム」に加え、庫内乾燥モードも搭載した電動式冷凍装置(トプレック製)を架装。また静音かつ走行時の振動が少なく、乗務員の負担も軽減している。
<導入された冷蔵・冷凍EVトラック>
なお今回の第24回物流環境大賞では、同グループのニチレイロジスティクス九州も「焼酎製造副産物のリサイクル活動における共同スキームの構築を通じたカーボンニュートラルへの貢献」として霧島酒造との共同で日本物流記者会賞を受賞している。