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2023年08月24日 13:53 / 施設・機器・IT
EVフリート向け充電管理ソリューション「Optiev(オプティーブ)」を提供しているモーション(東京都文京区)と、EV充電器及びIoTサービスの企画・開発・販売を展開するプラゴ(東京都品川区)は8月24日、EV関連事業における共同サービス開発及びプロモーションに関する基本書合意書を8月8日に締結したと発表した。両社は、複数台のEVを運用する事業者等に対し、導入や運用にかかるコストから充電に必要となる電力リソースまでをトータルに最適化するソリューションの開発・提供に関して連携を開始する。
モーションが提供している「オプティーブ」は、現状の車両稼働状況を分析することで、最適なEV車両やバッテリーサイズ、充電設備を推奨し、また使用電力のピークを最小限におさえる充電スケジュールを作成することで、EVシフト計画の作成をサポートしたり、EVの電池残量をもとに、独自の充電スケジュールエンジンを用いた充電器制御システムを構築している。一方、プラゴは充電出力を遠隔制御できるEV充電器およびソフトウエアを開発している。
今回の協業では、複数のEVと充電器を運用する事業者や自治体に向けて、車両の稼働状況、電池残量、さらに充電による電力使用量を総合的にふまえて最適化された充電スケジュールをリアルタイムで生成し、通信規格OCPP(pen Charge Point Protocol。EV充電器の遠隔制御/監視をおこなう、国際的に採択されている通信規格)により充電器を制御する仕組みを構築する。
<協業による充電スケジュール化と充電器の制御>
また両社では今後、さらに双方のナレッジやアセットを用いることで、事業者向けのEV運用ソリューションを共同開発や提案をしていく。