ブリヂストン/輸送事業者へのソリューション提案力を競う競技会を初開催

2023年09月07日 16:44 / 施設・機器・IT

ブリヂストンのグループ会社であるブリヂストンタイヤソリューションジャパンは、輸送事業者へのソリューション提案力を競う競技会「第1回ソリューションエンジニアコンテスト全国大会」、またトラック・バス用タイヤ販売店がタイヤメンテナンスの技能を競う競技会「第13回技能グランプリ全国大会」を、9月5日に福岡県北九州市で開催した。

初開催となった「ソリューションエンジニアコンテスト」は、輸送事業者の課題を解決するソリューションビジネスの拡大に向けて、提案力のさらなる強化を目指して新設されたもの。地区予選に出場した307名の中から予選を勝ち抜いた16名が、最新の市場環境の変化を踏まえた顧客課題を適切に捉え、それぞれの輸送事業者に最適なソリューションを提案する力をロールプレイング形式で競い合った。

選手は本競技会への参加を通じて、お客様の困り事・課題を適切に把握し、固有の課題に合わせて「Tire Solution」として提案するスキルを磨くと同時に、優れた提案事例をグループ内で共有することで、今後のグループ全体のソリューション提案力の底上げにもつなげていく。

同社では、今後、本競技会で発揮したソリューションスキルおよび日々の顧客への提案活動での実践を踏まえ、優れた課題解決力を持つ人財を「ソリューションエンジニア」として年内に認定する予定。ソリューションエンジニアは、課題解決提案によりタイヤを「使う」段階での価値を増幅させるとともに、グループ全体のスタッフを牽引していく役割を担っていく。

<競技の様子(ソリューションエンジニアコンテスト)>

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一方、2010年に開始され、今回で13回目となった「技能グランプリ」は、日本国内1000以上のブリヂストングループおよび関連のトラック・バス用タイヤ販売店から334名が地区予選に出場、予選を勝ち抜いた代表選手40名がタイヤメンテナンスの知識や作業スキル、お客様とのコミュニケーション力などを競った。

技能グランプリでは、高い技能レベルを有するメンテナンススタッフを「技能エキスパート」に認定、その中でも安全性、確実性、迅速性、タイヤメンテナンスの知識等の観点から特に優れた技能エキスパートを「技能マイスター」として認定する。今大会では新たに12名が技能エキスパートに、うち4名が技能マイスターに認定された。第1回大会からこれまでに認定された技能マイスター・技能エキスパート総勢117名は、メンテナンススタッフのリーダーとしてその知識や技術をグループ全体のスタッフへ伝承する役割も担っている。

<競技の様子(技能グランプリ)>

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