車両・用品に関する最新ニュース
一覧- 三菱ふそう/EV小型トラック「eキャンター」をトルコで発売 (05月02日)
- ヒューテックノオリン/新型大型冷凍車両を導入 (05月02日)
- 全ト協/不正改造車排除運動の要領を発表 (04月26日)
- 日本フルハーフ/全製品を5月から値上げ (04月26日)
- トーヨータイヤ/小口配送とEVに最適な小型トラック用タイヤ2種を発売 (04月24日)
2024年04月22日 14:05 / 車両・用品
UDトラックスは4月19日、大型トラック「クオン」が誕生してから今年で20周年を迎えたことを記念し、『UD Trucks – Quon誕生20周年~「その一歩先へ」』と題した動画を公開した。
クオンは2004年11月、「ビッグサム」の後継車としてデビュー。達成困難と言われていた2005年10月からの新長期規制排出ガス規制に、1年前倒しで業界に先駆けて適合するなど、革新的な新大型トラックとして誕生したモデルである。
この高い環境性能は、トラックでは世界初となる尿素SCRシステム「FLENDS(Final Low Emission New Diesel Sytem)」採用で実現したもの。FLENDSは、尿素水添加装置、SCR触媒、解凍保温装置付尿素水タンク・配管、尿素水品質センサ、尿素水位センサ等、構成部品それぞれにも世界初の技術が採用されており、2005年自動車技術会技術開発賞を受賞、三菱ふそうにも供給された。
一方で、空力性能を大幅に向上させた新デザインのキャビンを採用したほか、長時間運転しても疲れない快適な空間の確保、操作しやすいラウンドコックピットを採用し、助手席シートの座面をはねあげて立ったまま着替えができるなど、快適性も刷新。安全面でも、キャビンの剛性の向上や世界で初めてのニーエアバッグの採用、衝突被害軽減ブレーキの標準採用などの機構を導入するなど、大型トラックの新たな基準となった。
クオンは2017年にフルモデルチェンジ。現行モデルとなる2代目は初代の特徴を引き継ぎながら、電子制御ステアリングであるUDアクティブステアリングを採用するなど、先進装備を充実させることで、快適性や安全性を大きく向上。現在まで多くの顧客の信頼に応えている。