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2024年05月27日 13:25 / 車両・用品
韓国・現代自動車(ヒョンデ)は5月27日、米カリフォルニア州で開催されたクリーン輸送の最新トレンドと技術の展示会 「Advanced Clean Transportation(ACT)Expo 2024」に、燃料電池(FC)大型トラック「XCIENT」や燃料電池システムなどを出展、水素バリューチェーン実現に向けての取り組みを披露した。
また、自動運転トラックの技術開発企業Plus社と協業し、「XCIENT」にPlusの自動運転ソリューション「Super Drive」を搭載、クラス8の大型FCトラックとしては米国初となるレベル4の自動運転のテストを実施していることも紹介された。
ヒョンデは2020年12月に、燃料電池システムの新ブランド「HTWO」を立ち上げ、水素燃料電池への取り組みを強化。昨年にはオークランド港とリッチモンド港に30台の「XCIENT」を配備し、クラス8の大型水素燃料電池電気トラックの商業展開としては北米一の規模となっている。
展示会では「XCIENT」の機能強化コンセプトも披露された。ドライバーが一目で情報を確認できる12.3インチ「フルデジタル・インパネクラスター」や、センターコンソールに物理的なボタンを内蔵してドライバーの利便性を高めた12.3インチ「タッチスクリーン・インフォテインメントシステム」などを紹介。なお、展示された「XCIENT」には、先進運転支援システム(ADAS)や前方衝突回避支援(FCA)、車線逸脱警報(LDW)、側面衝突回避警告(SOD)、スマートクルーズコントロール(SCC)なども採用され、車両の安全性が高められているという。