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2024年06月11日 15:29 / 施設・機器・IT
両備システムズは、荷待ちトラックの時間短縮や人手不足解消に役立つAIソリューションを6月より提供を開始した。
提供するAIソリューションは、トラックバースの入退場を管理し待ち時間を約20%削減可能なシステム「R-Teams(アールチームス)」、今年6月から販売開始する出荷数の確認時間を約20%時間短縮できるAIカウントツール「CountShot(カウントショット)」、監視カメラの画像をAIで分析し満空を判断する駐車場管理システム「IT-Parking(アイティーパーキング)」の3つ。
バース入退場管理システム「アールチームス」は、各作業工程の業務時間を見える化し、業務全体の効率化を図ることで、ドライバーや庫内作業者の労働時間の短縮を可能とするシステム。トラックのチェックインの自動化/半自動化により、受付業務の省力化、トラックバースへの接車/離車をIPカメラ(またはセンサー)の画像をAIで解析し、自動検知することでオペレーションロスを抑制できる
AIカウントツール「カウントショット」は、AIを活用し、現場で日々行われている出荷時の製品のカウント時間を短縮し、業務の軽減を実現するもの。出荷タグの読取によって入力作業を軽減し、管理部門・営業部門での確認業務が短縮できる。
両備システムでは「アールチームス」をべースに「カウントショット」を組み合わせ、1運行あたりの荷待ち、荷役作業等にかかる時間を約30%削減(最大60%削減)するとしている。
また「IT-Parking(アイティーパーキング)」は、駐車場管理の人手不足を補うソリューションとして多くの実績があり、収集される画像データを活用することで、場内監視・記録/防犯/事故対応の短縮にも役立てることができる。
いずれもクラウド方式での提供されるため、導入時の初期投資を抑えることが可能。2024年問題への対応として、製造業や物流業などの物流効率化に取り組む事業者に提供する。
両備システムでは、今後、機能強化を図りつつ、2026年末までに、延べ70施設(バース入退場システム:15施設、駐車場管理システム:30施設、AIカウントツール:25施設)への導入を目指す。【2026年事業規模:5億円】。