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2024年06月20日 16:10 / 車両・用品
国土交通省は6月20日、5月に届け出のあった100台未満の少数台数のリコール届出について公表した。商用車に関する届出は次の通り。
・日本フルハーフ「いすゞフォワード」他
5月17日届出。対象は2022年7月18日~2023年9月4日に製造された27台(型式:2RG-FRR90S2)。
バン型トラック等のシャシとボディーの締結部(前方)において、作業指示・確認が不適切なため、締結部品(ブラケットマウント)を固定する裏プレートが、トラックシャシのブレーキ配管を挟んでいる場合がある。そのため最悪の場合、ブレーキ作動時に片効きが発生するおそれがある。
・UDトラックス「クオン」他
5月21日届出。対象は20213月15日~2023年8月9日に製造された11台(型式:2RG-CG5FA)。
尿素水タンクを移設した車両において、延長ハーネス及びコネクタの防水処理が不適切なため、コネクタ内に雨水等が浸入し端子部を腐食させることがある。そのため、接続端子部で導通不良が発生すると、尿素水タンクに装着された後処理制御モジュール(ACM)等とエンジン制御モジュール(ECM)間における通信が途絶え、排出ガス後処理装置(SCR)が不作動状態になると共に、インストルメントクラスタ中央ディスプレイに“車両電制システム異常”の警告メッセージが表示される。そのまま走行を続けると、排出ガス中の窒素酸化物(NOx)の排出値が基準値を超えるおそれがある。
また少数台数の改善対策届出については、以下の1件の届出があった。
・トヨタ「ジェネオ・E」他
5月29日届出。対象は2007年9月27日~2023年6月9日に製造された60台(型式:ZAF-8FBE13 )。
フォークリフトの車両銘板において、銘板打刻用の登録データ作成時の確認が不十分なため、タイヤ空気圧、および許容荷重に設計値と異なった値が打刻されている。そのため、タイヤ空気圧を銘板通りに調整すると、タイヤの負荷率が増加する。また、許容荷重においては、想定を超える荷重の荷を積載するおそれがある。