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2024年08月23日 15:47 / 車両・用品
国土交通省は8月23日、7月に届け出のあった100台未満の少数台数のリコール届出について公表した。商用車に関する届出は次の通り。
・極東開発工業「トレクス フルトレーラ」他
7月8日届出。対象は2012年10月29日~2023年5月24日に製造された64台(型式:FFB12402改)。
コンテナフルトレーラの両側面の中央部に備える方向指示器及び非常点滅表示灯において、設計検討が不十分だったため、自動車の前端からの距離が超過している。このため、保安基準第41条及び第41条の3の基準に適合しない。
・日野自動車「日野 プロフィア」
7月10日届出。対象は2013年7月25日~2021年11月25日に製造された20台(型式:2DG-SS1EKHA)。
大型トラクタの連結装置において、誤連結を防止するロックガードの形状が不適切なため、トラクタとトレーラの高さがあっていない状態で連結操作をおこなうと、ロックガードが正しく作動せず誤連結状態となるとともに、メータ内に連結完了を示すカプラロックのランプが点灯することがある。そのため、走行中にトレーラが分離するおそれがある。
・キド車輛工業「いすゞ ギガ」
7月10日届出。対象は2023年10月20日~2024年4月22日に製造された20台(型式:2DG-EW6ELH)。
大型トラクタの連結装置において、誤連結を防止するロックガードの形状が不適切なため、トラクタとトレーラの高さがあっていない状態で連結操作をおこなうと、ロックガードが正しく作動せず誤連結状態となるとともに、メータ内に連結完了を示すカプラロックのランプが点灯することがある。そのため、目視による連結状態の確認をしないまま使用を続けると、走行中にトレーラが分離するおそれがある。
・三菱ふそうトラック・バス「三菱 ふそうスーパーグレート」
7月10日届出。対象は2023年8月30日~2023年12月28日に製造された4台(型式:2KG-FV70HJR)。
大型トラクタの連結装置において、誤連結防止部品(ロックガード)の形状が不適切なため、トラクタとトレーラの高さがあっていない状態で連結操作をおこなうと、ロックガードが正しく作動せず誤連結状態であっても多重表示モニターに正常連結状態を示すカプラ―ロックインジケーター(緑色)が表示されることがある。そのため、走行中にトレーラが分離するおそれがある。
・横浜車輛工業「三菱 ふそうスーパーグレート」
7月10日届出。対象は2023年11月14日~2024年4月18日に製造された19台(型式:2KG-FV70HJR )。
大型トラクタ用連結装置において、誤連結を防止するロックガードの形状が不適切なため、トラクタとトレーラの高さがあっていない状態で連結操作をおこなうと、ロックガードが正しく作動せず誤連結状態となるとともに、車両のメータ内に連結完了を示すカプラロックのランプが点灯することがある。そのため、目視による連結状態の確認をしないまま使用を続けると走行中にトラクタとトレーラが分離するおそれがある。
・UDトラックス「ボルボ FH」他
7月10日届出。対象は2022年8月8日~2023年11月21日に輸入された79台(型式:2DG-5S4TBA1)。
大型トラクタの2軸式カプラにおいて、製造工程の作業性改善で設計変更したロックガード(誤連結防止部品)の形状が不適切なため、トラクタとトレーラの高さが合っていない状態で連結操作を行うと、ロックガードが正しく作動せず誤連結状態となるとともに、運転席センタパネル内に連結完了を示す連結確認ランプが点灯することがある。そのため、目視による連結状態の確認をしないまま使用を続けると、走行中にトラクタとトレーラが分離するおそれがある。
・日本フルハーフ「いすゞ エルフ」他
7月22日届出。対象は2021円5月6日~2024年4月18日に製造された77台(型式:2RG-NPR88AN)。
3分割式の突入防止装置において、設計時の確認が不十分なため、全幅2000㎜以上の自動車に装着した場合、当該装置の両側後面の有効表面積が420cm2に満たない。そのため、保安基準第18条の2に適合していない。
・三菱ロジスネクスト「ユニキャリア MR4531-3」
7月25日届出。対象は2018年3月22日~2019年9月12日に製造された2台(型式:YDS-M18)。
フォーク・ローダの運転者室(キャビン)の位置を保持する油圧モータにおいて、油圧回路へエアや不純物等の混入により空転する場合がある。そのため、制動時にキャビンがレール上を滑走し、スライドストッパに衝突することがある。最悪の場合、スライドストッパが破断してキャビンが車体から落下する。
・UDトラックス「クオン」他
7月25日届出。対象は2023年9月11日~2023年10月2日に製造された50台(型式:2PG-CW5DL)。
後輪二軸リーフサスペンション仕様車において、リアクションロッド固定ボルトの締め付け工具管理が不十分なため、当該ロッド4本を固定するボルトが規定トルクで締め付けされていないものがある。そのため、走行中の振動や衝撃によってボルトが緩み、締結部にガタが発生することにより、ボルトが折損・脱落、最悪の場合、アクスルがリアクションロッドと分離し、走行不能となるおそれがある。