ネクス/OBD2データ通信端末に位置情報取得を高速化する機能を追加

2024年07月17日 11:57 / 施設・機器・IT

通信機器メーカーのネクスは、LTE対応OBD2データ通信端末「GX700NC」に、位置情報の取得を高速化するIZatTM機能を追加したバージョンの提供を開始した。

<LTE対応OBD2テレマティクス端末「GX700NC」>
20240717GX - ネクス/OBD2データ通信端末に位置情報取得を高速化する機能を追加

GX700NCは、OBD2コネクタに接続し燃費や車速、エンジン回転数など車両データをることができるデータ通信機器。テレマティクスサービスと組み合わせることで、車両管理業務の効率化や運転状況の可視化による安全運転指導に加え、燃料噴射量・走行距離などからCO2排出量を測定することでCO2削減等の社会課題解決に向けたソリューションともなる。

<GX700NCを利用したテレマティクスサービス>
20240717GX 2 - ネクス/OBD2データ通信端末に位置情報取得を高速化する機能を追加

しかしトラック、バスの場合、OBD2の取付位置が足元にあることが多く、またフロントガラスの傾斜が少ないことから、位置情報の取得時間や精度が高まるまでに時間がかかるなど、運用形態や車種によって課題があった。

今回のIZatTM機能の追加によって、トラック・バスなど衛星取得し難い場所への端末設置などでも、測位時間の短縮、測位精度の向上が見込め、従来衛星測位の弱点であった地下駐車場からの利用や、衛星が補足しづらい場所(陸橋の下など)での利用でも正確な対応が可能となった。

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