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2024年09月11日 15:52 / 車両・用品
アサヒロジスティクスは、同社11台目となる女性専用車両「クローバー」を9月2日に導入した。
同社は、2019年12月に女性や未経験のサービスドライバーにとってより働きやすい環境を提供することを目的とした「クローバープロジェクト」を発足するなど、女性や未経験者の物流業界へのチャレンジを応援し積極的に採用する取り組みを進めており、女性専用トラックの導入もその一環。トラックを「より快適に」「より使いやすく」することを目指し、女性ドライバーの意見を取り入れて開発、2020年3月より導入が進められている。
女性専用車両「クローバー」は、名称であるクローバーを取り入れたオリジナルデザインを採用している他、運転席内をすべて覆うカーテンや少ない力で引ける「楽々サイドブレーキ」(ホイールパーク式ブレーキ)、AT車の採用など女性の「快適」を考えた装備としているのが特徴。さらに、女性の身長にあわせて、商品が庫内で動かないよう固定するためのラッシングベルトやゴムバンドの収納フックを、通常より低い高さに設置するなど、細かな配慮がなされている。
なお今回導入された車両は、いすゞ「フォワード」の4トンワイド・冷凍冷蔵車で、草加チルド物流センター(埼玉県草加市)に納車された。
業界全体では女性の割合は少なく、車両や作業に使用する物流器具や設備についても、女性の「働きやすさ」を意識したものは少ないのが現状。このため同社では、今後も女性サービスドライバーの生の声を活かしながら、業務時の体力的な負荷や乗車時のストレスを軽減し、年齢や性別、ドライバー経験の有無にかかわらず、誰もが働きやすい環境づくりを進めていくとしている。