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2024年10月03日 15:18 / 経営
帝国データバンクが10月3日に公表した2024年9月の景気動向調査によると、9月の景気DIは前月比0.3ポイント増の44.6となり3カ月連続で改善し、国内景気は上向き傾向が続いている。
9月はインフラの整備や、防災・災害復旧工事などの建設関連のほか、人手不足を解消する省力化のための設備投資関連が景況感を押し上げた。貨物運送業界も物流量の増加したことにより、プラスの影響を与えたとしている。また今後の景気についても、個人消費や企業の設備投資などが下支えし、底堅く推移していくと予測している。
一方で、人手不足による受注機会の逸失や自動車部品の在庫増、猛暑による特需の一巡、食品値上げなどにともなう買い控え、豪雨などの自然災害はマイナス材料。今後についても、2024年問題にともなう物流コストの上昇やインフレの進行、家計の節約志向、拡大する国際的な緊張などは下振れ材料となると分析。また、石破政権による経済政策の内容や米大統領選の行方を注視すべき点として挙げている。