カーメイト／SGシステムと連携した通信型ドライブレコーダーを提供開始

2024年10月09日 15:33 ／動画

ドライブレコーダーを開発・製造するカーメイト（東京都豊島区）は10月9日、SGホールディングスグループのIT統括事業を担うSGシステムの運行管理システムの運行管理システムと連携する通信型ドライブレコーダー「ダクション360D SGS（EMK3601）」の提供を開始した。カーメイトが開発と製造を行い、SGシステムが販売する。

＜ダクション360D SGS（EMK3601）＞

「EMK3601」は、カーメイトの360度ドライブレコーダーと通信ユニット（LTE）を使用し、SGシステムの運行管理システム「Biz-Fleet」へデータを送り管理を行うもの。

＜「EMK3601」説明動画＞

タコグラフが義務付けられておらず、かつスペースの関係でデジタコが装着できない小型商用車の運行管理を効率化する通信型ドライブレコーダーとして開発。「Biz-Fleet」アプリと併用し、ドライブレコーダーのボタン操作でタイムリーに出庫・帰庫・休憩・給油などの運行データを記録することができる。車速やバックギア信号なども記録し、デジタルタコグラフ同等の正確な運行情報をクラウドへアップロードするシステムは業界初となる。

＜「Biz-Fleet」との連携＞

また映像では、ドライバーの運転映像も含めた走行中の360度映像が記録されるので、車間距離不足、シートベルト不装着などの安全運転指導が可能。休憩時間を積算可能で、休憩中はプライバシー保護のため録画を停止できる。さらにエンジンを止めた後も1時間継続して録画するので、作業状況やトラブル等も確認可能となっている。

＜サービスの全体像＞