いすゞ 決算/4~9月、売上高は減収、営業利益は減益
2024年11月11日 16:34 / 業績
いすゞが11月11日に発表した2025年3月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高1兆5363億500万円(前年同期比6.2%減)、営業利益1291億9700万円(9.8%減)、経常利益1353億3200万円(14.3%減)、親会社に帰属する当期利益691億7500万円(21.5%減)となった。
上期は、価格対応・円安影響がプラス材料となったが、海外市場の台数減・資材費等の上昇によるマイナスが上回り、減益となった。
トラック・バス販売台数は、国内は生産遅れから想定を下回るものの7%増となったが、海外向けは北米・欧州を中心に受注残の解消で12%減。これを受けて通期見通しは、国内トラック台数は8月に公表した9万7000台から9万3000台に、海外は22万6000台を22万2000台に引き下げた。
また海外向けに展開しているピックアップトラックなどLCVは、主力のタイ向けが前年同期の6万1000台から71%減となる1万7000台に大幅減少。これはタイ国内の市況の厳しさに加えて、在庫調整を行った結果だとしている。
通期は、売上高3兆2500億円(4.0%減)、営業利益2300億円(21.5%減)、経常利益2450億円(21.7%減)、親会社に帰属する当期利益1350億円(23.5%減)を見込んでいる。
最新ニュース
一覧- 公正取引委員会/取適法施行で137人増員、「取引適正化検査管理官」新設を要求 (12月12日)
- 国土交通省/ドライバーへの契約外の押し付けは禁止、Youtubeショート動画を公開 (12月12日)
- 公正取引委員会/センコーに「無償の荷役作業・長時間の荷待ち」で初の勧告 (12月12日)
- センコー/取引先1000社以上対象「無償の荷役作業・長時間の荷待ち」全国調査 (12月12日)
- 運輸労連/賃上げ要求「1万7300円」、26春闘基本構想を示す (12月12日)
- ギオン、アサヒロジスティクス/競合企業2社で共同勉強会「他流試合」開催 (12月12日)
- ボルボ・トラック/都市部での輸送に適した中型EVトラックに14トンモデルを追加 (12月12日)
- Kia/小型商用EVバン「PV5カーゴ」が欧州の安全性能評価で最高ランクを獲得 (12月12日)
- 中国SANY/第4世代自動運転大型トラック量産体制を整備、26年から商用運行を開始 (12月12日)
- 愛知県トラック協会/オンライン就職面談会への出展企業を募集、20社限定 (12月12日)
- JL連合会/25年11月全国取引高は前年同月比8.6%減、中国の渡航自粛も影響か (12月12日)
- 道央道/登別東IC~白老IC(札幌方面)一部区間、橋梁付属物損傷で時速50kmの速度規制 (12月12日)
- 圏央道/坂東IC~常総IC間に「坂東PA」来年1月31日新設、駐車場は大型33台・特大車2台対応 (12月12日)
- 能越道/のと三井IC~のと里山空港ICなど、2025年内に震災前と同程度の走行性確保 (12月12日)
- 中部運輸局/桑名市のトラック運送事業者に事業停止30日間、累積違反点数54点 (12月12日)
- 三井物産/米ベンチャー企業と覚書を締結、100%バイオディーゼル後付装置の販売権獲得 (12月11日)
- メルセデスベンツ・トラック/新世代の大型EVトラック「eActros400」量産を開始 (12月11日)
- 年末年始安全総点検/石原物流・自動車局長がヤマト運輸の点検実施状況を査察 (12月11日)
- 業種別倒産発生予測/道路貨物運送業の42社に1社が倒産の危険性 (12月11日)
- 特定技能外国人ドライバー/6割以上の企業が採用に消極的、日本語能力と運転技術に懸念 (12月11日)
