車両・用品 に関する最新ニュース
一覧- CJPT/東京都台東区、江東区がFCごみ収集車を導入 (12月25日)
- F-LINE/同社初となる冷凍・冷蔵庫装置を搭載したEVトラックを導入 (12月23日)
- 小平産業/トレーラの冬季における取扱いについて注意喚起、火災事故になる可能性も (12月23日)
- トーヨータイヤ/耐摩耗性を高め、低メンテナンス性を実現したリブタイヤ「M170」を発売 (12月23日)
- UDトラックス「クオン」/福舞トミカにラインアップ、幸運の金の鰐を積載 (12月23日)
2024年11月20日 10:56 / 車両・用品
SBSホールディングスは、IAT(愛知県岡崎市)、ヤマトモビリティ&Mfg.(埼玉県川越市)と協業し、EVに改造した中古1.5tトラックの試走を、11月16日にSBS自動車学校姉崎教習所で実施した。
3社は今年3月、中古のいすゞエルフ2tをEVに改造し検証を実施。今回の取り組みはこれに続くもので、廃車予定だった2012年式の三菱ふそう「キャンター1.5t積(FBA00型)」をEVに改造。これらの量産を前提とした小型ディーゼルトラックのEV改造は、国内初の取り組みとなる。
車両がもともと搭載しているのは3Lディーゼルエンジンの4P10だが、これをバッテリーとモーターに換装。一充電あたりの走行距離などは新車EVトラックとほぼ同等で、低コストかつ短納期で戻すことができるという。
同日の試走では、教習所内コースを周回し、走行性能や安全性の検証を実施。今後は、この量産予定車を用いて型式認証を取得し、公道で貨物積載状態でのモニター走行を予定している。
SBSグループは中長期環境計画「シンシアチャレンジ2030」で、車両排出CO2削減強化を重点課題としており、2030年までに中小型車両を中心に1000台程度EV化を図る計画。この実現に向け、投資負担を軽減する観点から、グループ会社であるSBSゼンツウが所有し、長期間使用した中古ディーゼルトラックのEV改造を進めていくとしている。