アサヒロジスティクス/3月1日、特定技能外国人トラックドライバー採用
2025年02月10日 10:00 / 経営
アサヒロジスティクス(埼玉県さいたま市大宮区)は3月1日、2024年12月に国内初の「特定技能1号評価試験」に合格した中国籍の大学生、周鴻澤氏(福岡県在住)をトラックドライバーとして採用する。
今回、アサヒロジスティクス初の「特定技能外国人ドライバー」候補として、「外国人ドライバー支援機構」(福岡県大野城市)を通じて、周鴻澤氏を受け入れた。今後は「特定技能1号外国人ドライバー」における国内第1号認定を目指し、在留資格の切り替えを進めると同時に、就労までに準中型免許取得を目指してもらう。
同社はこれまで、ドライバー不足の課題に備え、未経験者のトラックドライバーデビューをサポートする体制の整備を進めてきた。そのため、実技と座学でトラック運転を基礎から学べるドライバー専用研修施設「滑川福田センター」(埼玉県比企郡滑川町)、トラック運転に必要な上位運転免許の取得支援制度、グループ会社である川越自動車学校での中型免許短期取得プランの導入、全車両のAT化(一部特殊車両を除く)など、年齢、性別、トラック運転経験の有無にかかわらず、安心して入社できる環境を整備してきた。
現在、日本人ドライバーの採用は比較的順調に進んでいるが、今後この制度が国内に浸透し、積極的な外国人ドライバーの採用が進むことを想定し、ノウハウを蓄積し、この制度を有効に活用できる体制を整えることが必要と考えてきた。今後は、自社のドライバー育成制度を活用し、周鴻澤氏のドライバーデビューをしっかりとサポートする計画だ。
人財本部の高橋寛本部長は、「今後は外国人ドライバーも配送の担い手として検討していく必要があるが、当社としては、まずは周氏をしっかりと育成して特定技能1号に関するノウハウを蓄積することで、来る時代に備えておきたい。入社いただく周氏が現場で活躍できるよう、責任をもって育成する。さらにそれが、深刻化するドライバー不足に悩む物流業界においても重要な一歩になればと考えている」とコメントしている。
最新ニュース
一覧- 南海電鉄、TRC/東京-大阪間の幹線輸送経路構築や自動運転トラックの実現などで業務提携 (04月30日)
- 貨物自動車運送事業法/5月1日「事業計画に従い業務を行うべき命令の発動基準」施行 (04月30日)
- 国交省/「一般貨物自動車運送事業者等が破産した場合等における許可の取扱い」一部改正 (04月30日)
- 中国運輸局、鳥取県トラック協会/「トラック運送業のPR動画制作」採用促進 (04月30日)
- 西濃運輸/集荷時間の通知機能を全店導入、物流業務のDXを加速 (04月30日)
- 信州名鉄運輸/公式インスタグラム開設、採用情報や会社紹介など情報発信 (04月30日)
- アサヒロジスティクス/従業員の子供が参加「交通安全メッセージ」ラジオCM第2弾放送 (04月30日)
- SBS即配サポート/第4回セールスドライバー接客マナーコンテスト開催 (04月30日)
- 栗山自動車工業/社員の子供の進学で「入学お祝金」支給 (04月30日)
- 北陸道/賤ケ岳SA(下り)駐車マスの増設工事に着手、大型車1.3倍に (04月30日)
- 秋田道/北上西IC~湯田IC(上下線)、5月19日~23日に夜間通行止め (04月30日)
- 近畿運輸局/25年3月の行政処分、輸送施設の使用停止(90日車)など3社 (04月30日)
- 東北運輸局/25年3月の行政処分、輸送施設の使用停止(240日車)など7社 (04月30日)
- 西濃運輸/AT限定免許保持者「集配ドライバー職」中途採用を本格化 (04月28日)
- ティアフォー/経産省事業の補助事業完了「自動運転トラックの社会実装」加速 (04月28日)
- 住友商事、いすゞ/インドのトラック・バス製造・販売会社「SML Isuzu」株式を現地企業に譲渡 (04月28日)
- 住友倉庫/中国でEVトレーラーを導入 (04月28日)
- いすゞ、藤沢市/次世代ものづくり人材育成で連携開始 (04月28日)
- 北海道運輸局/荷主事業者向け「物流改正法に関する説明会」6月3日WEB併用開催 (04月28日)
- 愛知県トラック協会/「東三河トラック輸送サービスセンター」売却、5月23日に一般競争入札 (04月28日)