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2025年03月17日 14:08 / 車両・用品
いすゞ自動車の小型トラック向けデュアルクラッチ式9速AMT「ISIM(アイシム)」が、「第57回 市村産業賞」(市村清新技術財団主催)で「貢献賞」を受賞した。いすゞの受賞は今回が初。
市村産業賞は、優れた国産技術を開発することで、産業分野の発展に貢献・功績のあった技術開発者に対して贈呈される技術賞。
受賞テーマは「省燃費と運転負担軽減に資する小型商用車用トランスミッション」で、受賞者は駆動商品企画・設計部 先行開発グループの金子直弘シニアエキスパート、同部の岡本壮史チーフエンジニア、同部 設計第三グループの明石浩平スペシャリストの3名。4月18日に贈呈式が開催される。
今回受賞した「ISIM」は、2023年3月にフルモデルチェンジした小型トラック「エルフ」に搭載されたもの。
商用車の環境性能とイージードライブ性能を高レベルで両立するものとして開発され、独自のギヤトレイン構造を採用することで、一般的な6速トランスミッションと同じ歯車列数で9速を実現。多段化によるワイドレンジ・クロスレシオ化によりエンジン回転を抑えた省燃費走行が可能となり、騒音低減にも寄与。また、デュアルクラッチとクロスレシオとの組み合わせにより、トルク抜けなく適切な駆動力が得られ、従来の小型トラックにはない運転のしやすさを実現している。