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2025年04月02日 14:20 / 施設・機器・IT
マクニカ(横浜市)は、車両の運行管理とデータ解析を専門とするカナダのジオタブ社と協業し、運行管理テレマティクスソリューション「everfleet Drive(エバーフリート ドライブ)」の提供を開始する。
「everfleet Drive」は、トラックやバス、タクシーなどの運送業界において、車両を一元的に管理し、運行管理業務の効率化を可能にするもの。
トラックなどの車両にTCU(テレマティクス・コントロール・ユニット)を接続することで、車両のさまざまな情報を収集し、運行管理者にリアルタイムで送信。これにより車両の維持・管理を効率化し、管理工数の削減と生産性の向上を実現する。
また、走行状況を可視化することで、安全運転意識の向上や事故リスクも低減。さらに、天候や交通状況に応じた最適なルートの提案と、それによるCO2削減も可能となる。
収集したデータは、生成AIとの連携(Geotab Ace)により複雑なデータ分析結果を会話のように簡易化することができ、業務の効率化が可能。また解析されたデータは、スマホで確認できるなど、手軽に運用することができる。
ジオタブ社のソリューションを導入した総合食料品配達を手掛ける「Milk&More」では、970台の車両にTCUを取り付けてテレマティクスを運用、データ分析の結果、ドライバーの運転意識が改善され、約21%の自損事故削減、約19%のEV航続距離改善がみられたという。その他にも10%以上の燃費改善と車両維持費の削減や、車両維持管理の自動化によって大幅な負担軽減を実現した企業もあるとしている。