経営 に関する最新ニュース
一覧- 日本通運/早期退職に480名が応募、加算退職金等約90億円を損失計上 (09月18日)
- 佐川急便/松本潤さんが出演する新テレビCM「今日も、SAGAWAがいます。」放送開始 (09月18日)
- 関東運輸局/トラック・物流Gメンの取り組み強化、8月末までに働きかけ700件 (09月18日)
- 関東運輸局/4~8月「トラック事業」許可100件・廃止116件 (09月18日)
- 関東運輸局/25年9月4日、第一種貨物利用運送事業6社を新規登録 (09月18日)
2025年05月08日 11:38 / 経営
T2は、住友化学、住化ロジスティクスと自動運転トラックによる幹線輸送の実証を7月より開始する。
住友化学グループが生産する複数の化学品を積載し、T2が開発したレベル2自動運転トラックで、住友化学千葉事業所(千葉県袖ケ浦市)から大阪地区の中継拠点まで輸送する。このうち自動運転は高速道路上の一部区間約500kmで行う。
実証はすべてドライバーが乗車し、レベル2相当で実施。貨物を積載した幹線輸送における自動運転の走行ルートおよび走行リードタイム、想定したオペレーションパターンの有効性を検証する。
また、CO2排出量の削減を目的に、カーボンニュートラルに資する燃料を使用し、その有効性も検証。企業ごとのCO2排出量に枠を設け、企業間で過不足を取引する「排出量取引制度」が本格化するにあたり、自動運転の分野でも、こうした社会の動きにどれだけ対応できるかを確認する。
3社は、今回の実証の結果を踏まえて、T2が2027年より開始するレベル4自動運転トラックの実現に向けて連携を深めていくほか、カーボンニュートラル燃料のうち、廃食油を主な原料とし、次世代の軽油代替燃料として期待される「リニューアブルディーゼル」を使用した輸送も目指すとしている。