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2025年05月08日 11:38 / 経営
T2は、住友化学、住化ロジスティクスと自動運転トラックによる幹線輸送の実証を7月より開始する。
住友化学グループが生産する複数の化学品を積載し、T2が開発したレベル2自動運転トラックで、住友化学千葉事業所(千葉県袖ケ浦市)から大阪地区の中継拠点まで輸送する。このうち自動運転は高速道路上の一部区間約500kmで行う。
実証はすべてドライバーが乗車し、レベル2相当で実施。貨物を積載した幹線輸送における自動運転の走行ルートおよび走行リードタイム、想定したオペレーションパターンの有効性を検証する。
また、CO2排出量の削減を目的に、カーボンニュートラルに資する燃料を使用し、その有効性も検証。企業ごとのCO2排出量に枠を設け、企業間で過不足を取引する「排出量取引制度」が本格化するにあたり、自動運転の分野でも、こうした社会の動きにどれだけ対応できるかを確認する。
3社は、今回の実証の結果を踏まえて、T2が2027年より開始するレベル4自動運転トラックの実現に向けて連携を深めていくほか、カーボンニュートラル燃料のうち、廃食油を主な原料とし、次世代の軽油代替燃料として期待される「リニューアブルディーゼル」を使用した輸送も目指すとしている。