経営 に関する最新ニュース
一覧- 日野自動車/三菱ふそうとの経営統合、臨時株主総会で全議案を可決 (11月28日)
- 相馬商事/長野県石油商業協同組合の脱退表明「課徴金納付命令」に異議も納付命令受諾 (11月28日)
- 日本郵便/10月末時点で全集配局の70%「2200局」でデジタル点呼実施 (11月28日)
- 日本郵便/10月に全国13支社中3支社で通勤中の「酒気帯び運転」4件発生 (11月28日)
- EVトラック/スペインの運送企業がeキャンター15台導入、郵便物配送に使用 (11月28日)
2025年06月25日 11:25 / 経営
東京流通センター(TRC)、日本自動車ターミナル(JMT)、T2は、東京都大田区平和島の一般道区間における自動走行を前提とした走行ルートや、自動運転トラックの受け入れ方法を検討することで合意した。
T2は2027年からレベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービス実現に向けて高速道路上での実証実験を続けているが、サービス領域を拡大すべく、自動運転トラックが高速道路から一般道を通じて顧客の物流施設に直接乗り入れを可能にする拠点の候補地を探してきた。
一方、TRCおよびJMTが立地する平和島は、高度成長期の人口増加に伴う流通機能低下という社会課題解決のため、「流通業務市街地の整備に関する法律」があり、都心へのアクセスのみならず東京港や羽田空港にも近く、トラックターミナル等の物流の集積地となっている。そのため、平和島の一般道を自動走行することで自動運転トラックの更なる対応力の向上に資することとなる。
取り組みが実現すれば、高速道路から一般道を経由して自動運転が顧客の物流施設に乗り入れを可能にする拠点を平和島に設けることができる。今後3社は、拠点のあり方や「南部流通業務団地」までの一般道の自動走行の検討、路車協調システムの設置を検討、またT2は走行ルートの検討および自動運転トラックの技術開発を行う。
将来的には平和島が関東圏において自動運転トラックの乗り入れを可能にする拠点としての機能を担うことを視野に、大田区などの関係行政機関や地域の関係団体などと連携することで地域の受容性を醸成しつつ、事業の着実な推進を図っていく。