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2025年06月26日 10:54 / 経営
三菱総合研究所は、総務省の「新東名高速道路の一部区間における自動運転レベル4トラック実証と連携したV2N通信を用いたユースケース実証に関する検討事業」を受託した。
この事業は、新東名の一部区間(駿河湾沼津SA~浜松SA:約100km)で自動運転走行のための携帯電話通信(V2N通信)の評価・実証実験を推進するもの。
三菱総研の他、インターネットイニシアティブ、NTTコミュニケーションズ、エム・アール・アイ リサーチアソシエイツ、先進モビリティ、ソフトバンク、ダイナミックマッププラットフォーム、T2、豊田通商が参画する。
<本事業の対象区間: 新東名高速道路 駿河湾沼津SA~浜松SA(約100km)>
V2N通信は、携帯電話網を用いた、車両と通信ネットワークとの間で情報をやり取りする通信方式。自動運転の円滑な運行管理や遠隔監視等に必要と考えられている。
この事業では、V2N通信の社会実装を見据えた、有効性の検証・評価を行うとともに、V2N通信の信頼性確保やコスト等に関する検討を行う。具体的には、新東名の通信環境の課題を踏まえて、通信品質改善方策を設定、適用し、新東名および東北道の一部区間において実測による無線区間の通信品質の実力値評価を実施。常時接続性や通信安定性、冗長性等の観点から各施策の有効性を評価・検討する。
また、新東名の一部区間を走行する自動運転車両に対して、V2N通信を用いたサービスである「先読み情報の提供」および「車両の遠隔監視」を提供する実証実験を実施する。
実証実験の計画立案・関係府省庁とのコミュニケーション、全般の取りまとめは三菱総研、エム・アール・アイ リサーチアソシエイツが担当。
通信品質改善方策はインターネットイニシアティブ、NTTコミュニケーションズ、ソフトバンクが提供。車両の運行に関わる業務全般は先進モビリティ、自動運転トラックの供出・走行はT2、V2N通信を用いた「先読み情報の提供」の実証システムの構築・評価はダイナミックマッププラットフォーム、遠隔監視の評価は豊田通商が担当する。