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2025年07月11日 16:34 / 経営
在日ドイツ商工会議所と太田自動車大学校(群馬県太田市)は、ドイツの職業訓練制度(デュアルシステム)に基づく自動車整備士養成プログラムの推進を目指し、7月4日に連携協定を締結した。
<7月4日の調印式にて(左:在日ドイツ商工会議所副代表 ルーカス・ヴィトスアスキー氏、右:太田自動車大学校校長 田鶴大輔氏)>
このプログラムは、日本で深刻化する整備士不足に対応するため、在日ドイツ商工会議所が人材育成支援の一環として、ドイツ系自動車メーカー・インポーターである三菱ふそうトラック・バス、ビー・エム・ダブリューの協力のもと2024年4月に立ち上げたもの。
ドイツで広く導入されている「デュアルシステム(企業での実地研修と学校での理論教育を組み合わせた制度)」をモデルとし、企業と教育機関が連携して人材を育成する。訓練生は、協力企業のディーラーと雇用契約を結んだうえで、職場での実地研修(OJT)と並行して教育機関にて理論教育を受講し、3年間で修了資格の取得を目指す。
同プログラムは当初、東京のNPO法人メカニックカレッジと阪神自動車航空鉄道専門学校(兵庫県神戸市)の2つの教育機関でスタートしたが、今回の太田自動車大学校の参画により、全国3校で訓練生を受け入れる体制が整った。特に太田自動車大学校では、オンライン授業を導入したハイブリッド型の訓練体制を全国で初めて実現し、北関東をはじめとした全国各地から訓練生を受け入れる新たな枠組みを構築している。