ドライバー採用/初期費用の不要な完全成果報酬型の採用代行サービスを開始

2025年08月07日 16:47 / 労務

採用支援・コンサルティングのミズサキ(東京都新宿区)はこのほど、ドライバー職に特化した完全成果報酬型の採用代行(RPO)サービスを開始した。

求人媒体に掲載すると、「契約締結の時点」または「掲載開始した時点」で費用が発生するケースが多い。そのため、応募がまったく入らない場合、初期費用がすべて無駄になることもある。

ミズサキの採用代行では、採用が確定するまで、一切の費用は発生しないのが特長。初期費用、掲載費、応募対応費すべてゼロとなっている。

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人材紹介会社の相場が「年収の30%(100万円近く)」なのに対し、ミズサキは完全定額・一律50万円(税別)の成果報酬制を採用。追加料金やオプション費用はなく、「採用できたら50万円」「採用できなければ払わない」という、中小企業でも始めやすい「圧倒的に明快な料金設計」を提案する。

採用業務を丸ごと代行するため、採用に要する時間は、最初のヒアリング(30分~1時間)と面接対応のみ。求人原稿の作成から掲載、応募者対応、面接調整に至るまで、採用に必要な作業をミズサキが代行する。採用期間は、地域や条件にもよるが、平均2~4週間での採用成功例がある。

一般的な総合人材ではなく、ドライバー専門の採用支援サービスのため、普通免許・中型・大型・トラック・軽貨物のすべてに対応。地場配送・ルート配送 ・長距離便・介護ドライバー・タクシーなど多様な職種に対応する。正社員・業務委託・アルバイトの募集にも対応する。

ミスマッチを生まないように採用戦略を設計しているが、ドライバーはどうしても早期退職が多い現実もある。そこで、ドライバー採用企業が抱える大きな課題、「早期退職のリスク」を半年間の返金保証によって最小限に抑える。

近年、運送・配送業界では人手不足が深刻化しており、企業の70%以上が「応募がまったくない、または質が悪い」という課題を抱えている。ドライバー職の人手不足の背景には、「長時間労働」「待遇が厳しい」という先行したイメージ、若手人材のワークライフバランス重視傾向など、多数の要因が複雑に絡み合っていると考えられる。

2025年6月の「自動車運転従事者」の有効求人倍率は2.48倍で、2024年の時間外労働規制によるドライバーの収入減少による離職加速も相まって、今後もドライバー職の人材不足は続いていくと予測されている。

また、従来はハローワークや求人媒体での募集、人材紹介会社への依頼が中心だったが「、採用まで時間がかかる」「人材紹介費が100万円近くと高額」「応募はあっても早期離職が多い」といった課題があった。

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